2015/9・6 榛名山・水沢山へ  (地図見て現在地を・・・) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

曇り空の下、群馬県 榛名山の1つのピークである水沢山へ登って来ました。

榛名山、妙義山、そして赤城山も八ヶ岳と同じ様に、それぞれ榛名山とか妙義山というピークは有りません。
榛名と赤城山の場合、カルデラ湖の榛名湖の周りに幾つかの外輪山があり、全体を榛名山と呼ばれています。
水沢山は周辺の山愛好家から、週一登山とか毎週登山といったスタイルで親しまれている山です。今回は気軽に登れる山コースタイム1時間半のコースでした。

水沢山の麓には水沢観音があり、その周辺は水沢うどんと言って日本三大うどんの1つとされています。(三大うどんとは・・・讃岐うどん・稲庭うどん・水沢うどん)

駐車場に着いてコースを確認します。

「水沢観音を右に見て登り始めます。
次に見えて来るものは何でしょうか?」

「T字路と道標です。」
「はい。了解しました。」


それではT字路と道標を目指して登りましょう。

観音様に向かって左手に石の階段があり、トントンと登り始めます。

すぐ、T字路に当り道標もありました。

「そこは左に曲がらないといけないですね。」
「そうですよね~。」


そして・・・

「その次は何が目印でしたっけ?」

「急坂と木の階段ですよね。」
「了解しました。」


急坂で木の階段を登り始めて・・・

次は何、その次はといった感じで・・・
地図をじっくり見て次の目標へ向けて歩いてくると、自分達の居る場所の大まかな見当が付くようになります。

「は~い、次は石仏で~す!」
「了解しました。」


こんなやり取りをしながら登ると・・・
「こんにちは~。」「こんにちは。」と多くの人と出会います。

山頂近くに成ったと思う頃、石仏が15体ならんでありました。
「石仏で~す!」
地図に記載されてある通りのものが、有ると嬉しいものです。


ヤセ尾根とは言えないほどの尾根を暫く歩くと山頂です。

山頂には3~4人の方がいらっしゃいましたので、大人しく記念撮影です。
今にも雨に成りそうな空の下、お弁当を広げてお昼タイム。
地図を広げて、何回も確認作業をしながら登りましたので、2時間以上かかって登りました。
次は石仏、石仏などど思いながら登ることも楽しいものでした。
人の後方を歩いていても、自分のいつも位置を把握しながら、全員で地図と睨めっこ登山でした。



下山する途中で、簡易テント(ツエルト)を試しに広げてみました。
パラパラと降り出した雨でも、中でコーヒーとお菓子食べて小休止!

そして、こんなことも試してみました。

2~3人なら、こんな使い方で休憩も出来ます。
風を感じていい感じでした。

すぐ隣でホトトギスが咲いてました。

パラパラ雨が降っている仲、下山となりました。


この先でのこと・・・

「あれ~、ここはどっちへ行けば良いですか?」
「こっち」・「こっちじゃないですか?」
意見が別れました。


一旦止まらず、そのまま歩き続けて来ました。
「やっぱりわからないです。」
「不安になって来ました~。地図見ましょう!」
そんな意見も・・・


「先程の迷った分岐まで戻りましょうか!」


分岐に戻って地図と睨めっこです。
「来る時はこっちから来たから・・・帰りはこっちです!」
「そうね!道標が左に有って左に曲がった所ですから~。こっちね!」


全員の意見がまとまりました。

全員の意見がまとまると心もスッキリ気分です。
観音様が見えてきて、正解でした。



1時間半のコースタイムの路でしたが、ゆったりとした休憩を含めて6時間近く掛けて下山してきました。

皆様は・・・・
今度は地図買って持参すると言ってました。



お疲れ様でした~!