榛名山、妙義山、そして赤城山も八ヶ岳と同じ様に、それぞれ榛名山とか妙義山というピークは有りません。
榛名と赤城山の場合、カルデラ湖の榛名湖の周りに幾つかの外輪山があり、全体を榛名山と呼ばれています。
水沢山は周辺の山愛好家から、週一登山とか毎週登山といったスタイルで親しまれている山です。今回は気軽に登れる山コースタイム1時間半のコースでした。
水沢山の麓には水沢観音があり、その周辺は水沢うどんと言って日本三大うどんの1つとされています。(三大うどんとは・・・讃岐うどん・稲庭うどん・水沢うどん)
駐車場に着いてコースを確認します。
「水沢観音を右に見て登り始めます。
次に見えて来るものは何でしょうか?」
「T字路と道標です。」
「はい。了解しました。」
それではT字路と道標を目指して登りましょう。
観音様に向かって左手に石の階段があり、トントンと登り始めます。
すぐ、T字路に当り道標もありました。
「そこは左に曲がらないといけないですね。」
「そうですよね~。」
そして・・・
「その次は何が目印でしたっけ?」
「急坂と木の階段ですよね。」
「了解しました。」
急坂で木の階段を登り始めて・・・
次は何、その次はといった感じで・・・
地図をじっくり見て次の目標へ向けて歩いてくると、自分達の居る場所の大まかな見当が付くようになります。
「は~い、次は石仏で~す!」
「了解しました。」
こんなやり取りをしながら登ると・・・
「こんにちは~。」「こんにちは。」と多くの人と出会います。
山頂近くに成ったと思う頃、石仏が15体ならんでありました。
「石仏で~す!」
地図に記載されてある通りのものが、有ると嬉しいものです。
ヤセ尾根とは言えないほどの尾根を暫く歩くと山頂です。
山頂には3~4人の方がいらっしゃいましたので、大人しく記念撮影です。
今にも雨に成りそうな空の下、お弁当を広げてお昼タイム。
地図を広げて、何回も確認作業をしながら登りましたので、2時間以上かかって登りました。
次は石仏、石仏などど思いながら登ることも楽しいものでした。
人の後方を歩いていても、自分のいつも位置を把握しながら、全員で地図と睨めっこ登山でした。
下山する途中で、簡易テント(ツエルト)を試しに広げてみました。
パラパラと降り出した雨でも、中でコーヒーとお菓子食べて小休止!
そして、こんなことも試してみました。
2~3人なら、こんな使い方で休憩も出来ます。
風を感じていい感じでした。
すぐ隣でホトトギスが咲いてました。
パラパラ雨が降っている仲、下山となりました。
この先でのこと・・・
「あれ~、ここはどっちへ行けば良いですか?」
「こっち」・「こっちじゃないですか?」
意見が別れました。
一旦止まらず、そのまま歩き続けて来ました。
「やっぱりわからないです。」
「不安になって来ました~。地図見ましょう!」
そんな意見も・・・
「先程の迷った分岐まで戻りましょうか!」
分岐に戻って地図と睨めっこです。
「来る時はこっちから来たから・・・帰りはこっちです!」
「そうね!道標が左に有って左に曲がった所ですから~。こっちね!」
全員の意見がまとまりました。
全員の意見がまとまると心もスッキリ気分です。
観音様が見えてきて、正解でした。
1時間半のコースタイムの路でしたが、ゆったりとした休憩を含めて6時間近く掛けて下山してきました。
皆様は・・・・
今度は地図買って持参すると言ってました。
お疲れ様でした~!