2015/4・29/30 妙義山・沢登りとクライミング | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

2日間に渡りガイド仲間と合宿というか交流会というものを妙義山で行いました。

1日目
この時期に良く登る私の好きな沢で、谷急沢右俣という沢です

新緑の中、沢を詰め上がります。
落ち葉が沢山の妙義はスリップしやすいので注意しないといけません。


まだまだ滝壺に落ちたくない時期ですので慎重に登ります。

上からの写真は急傾斜な滝に見えますが、足を乗せるスタンスや手を掛けるホールドが沢山あり、探す面白さや探した岩角に力を込めて登る楽しさいっぱいです。

岩登りの難易度はⅢ級(両手両足を駆使してバランスをとって登る)くらいですが、高さが15mくらいありますので、ロープで確保してもらいました。


途中の広い場所でのんびりというか、たっぷり時間を掛けてランチの最中は話が止みません。
こんな時間に余裕のあるコースは気分も余裕が生まれます。

そして裏妙義の主稜線に到着です。

ここで集合写真をカシャリと1枚

マスキングしましたが、やっぱり全員嬉しそうな表情でした。

私の個人的な仲間は、翌日要件有りで今日限りの参加でした。


夜は国民宿舎裏妙義にて懇親会です。

お酒が大好きな人、苦手な人、話好きな人、そして絵顔が似合う人が・・・
大変だったガイド仕事や失敗談などを話し合い、楽しい宴が12時頃まで続きました。


第2日目

木土壁という岸壁に新しく整備された通称木土壁右カンテというクライミングルートを登ります。
宿舎裏手の篭り沢(こもりさわ)沿いにある登山道を40分程歩くと岩の取り付きです。

今日も天気は上々です。

岩壁下部の取り付きにはツツジが咲いてました。

50mロープ一杯に伸ばすと3ピッチで到着すると思いますが、細かく切って登りました。

皆さん思いっきり新緑の妙義山を楽しんでいるようでした。

「@@班 ビレー解除!」

そんな元気な掛け声がこだましてました。

ホールドは十分にありますので、気分良く登れます。
終了点から見えた表妙義の山脈です。

(右の立っている部分が鷹戻しです。)

下りは、歩いて下りる道はありませんので、懸垂でおります。

下りる方向を間違えないようスルスル~と下りてゆきます。


予想より多く時間が掛りましたので、昼食は大分遅い時間となりました。

チゴユリです。
調べると・・・「私の小さな手いつまでも握っていて」・・・というのが花言葉らしいです。

心地よい疲労感!

楽しい2日間の懇親会は山梨・長野・埼玉・東京・そして群馬から集まった6人でした。

お世話になりました。

今年もいよいよ夏仕事に入ります。

頑張りましょう~。