赤城山・鈴ヶ岳  2014・10・26 | 高橋 丈のブログ

高橋 丈のブログ

山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

10月26日 赤城山の外輪山の1つ、鈴ヶ岳へ行って来ました。
赤城山は赤城山という頂上は無く大沼の周りに黒檜山や地蔵岳などの外輪山があり、今回は鈴ヶ岳です。

日曜日とあって駐車場には車が沢山止まってます。
この山も熊笹がたくさん生えています。
こんな感じの道がずっと続きます。

樹木は既に落葉してます。
・・・ということは、展望も楽しめるということで期待を持って登り始めました。

すぐに道標があり、ちゃんと確認してから右へ折がります。

すぐ下りです。
牧場の鉄条網が右に張ってあり、それに沿って尾根上に道はあります。

小さなピークを登り降り30~40分で展望の良い鍬柄山(クワガラヤマ)へ到着です。
後ろに見えるのは大沼と黒檜山です。
西の方を見ると、子持ち山とその奥に小野小山、そして奥の山並みは谷川岳から浅間山へ繋がっている山脈です。





そして榛名山です。榛名山の中で左の方で尖った山が相馬山です。
奥の高い山は浅間山です。
春霞の様に綺麗な景色ですよね!


こうやって見ていると、群馬の山並みも良いですね~!

あれ~、マツムシソウが咲いてました。きっと今年最後に見るマツムシソウですね!

頂上の雰囲気はこんな感じの草の頂上です。

Hさんの新しいザックが景色と溶け込んでます。
私も新しい小さなザックが欲しいで~す。

少し下るとヤセ尾根です。


慎重に下って・・・

そしてまた小さなピーク。

下り始めたらこんなものがありました。

見たくなかった、熊の爪痕ですね。
今日は出て来た欲しくないです。

細いヤセ尾根を下ると、コルに出ました。

綺麗な原っぱです。


此処に水場が有ったら、もう最高ですね!


方向を確認して、いざ山頂へ!

少し登ると、岩場です。
どの辺から登るかルートファインディングしましょう。

左から巻けば何とか行けそうです。
足跡も左から登っているようです。

後ろのHさんはロープを伝わって登って来ました。
ヤッタね!

私と違ったルートで登りました。
最近は少しずつ自信を付けて来ているようです。


そしたら、岩小屋です。
岩小屋と言っても大きな石が屋根の様になっている所です。

座ってなら3人くらいは雨露をしのげる場所です。

「こんな所じゃ~!」

「緊急の場合は此処に岩小屋が有るということ、知らないのと知っているのでは大違い。」
「もし私が歩けなくなったら、ここで待ってますから、応援読んで来てくださいね。」
「そんな意味で登山路の岩小屋は登山中に確認し、覚えておきましょう。」

少し急な大きな岩が有る道を登ったら、頂上です。

御夫婦とMられる方がいらっしゃいましたが、すぐ帰ってしまいました。
チョッと、山のお話なんかしたかったです。

遅い、お昼ご飯を食べていると、風がサッと吹いて、カサカサ カサ~っと枯葉が散って来ました。


枯葉が散る音って久しぶりに聞いたように思います。
「枯葉ですね。」

「あら、ほんとね!」

「秋には枯葉が 小枝とわかれ~」
「夕べには 太陽が空と別れる~・・・こんな歌が有りましたね!」

「誰の歌でしょ?」
「古い歌ですね。」

コーヒーでお昼を締めくくり、空を見ると雲です。

「良い雲ですね~。」
おっと、山頂の記念に1枚、カシャリ!

此処は標高1564.7Mです。

帰りに私たちが登って来た尾根が見えました。

さっきの岩場です。

上から写真に撮ると迫力無いですね。

帰り道、の風景です。

テントで一晩過ごしたいです。

私達のために頑張ってくれていたようでした。

笹の上に置いたわけではないです。
「う~ん、秋ですね」



この木なら何とか登れそうな気がします。
岩登りが下手に成ったので、木登りにしましょうかね!


楽しい鈴ヶ岳登山はもう終わろうとしています。

楽しいことは早く終わってしまうのですね。
バイクの皆さんも家路に向かって山を下りて行きました。




経過時間
往路2時間(休憩せず。)・下山2時間半(1回小休止)

20人ほどの方が登山を楽しまれていました。
ワンちゃんも居ました。














並ん