今日、知り合いの方と電話でタイトルのことについて少し話しました。
私はツアー登山で一番先をガイド(山案内人です。)として歩きます。
登山中、時々、いや年中後ろを振り返ります。
列から少々遅れ気味の人や、大変そうな人、また歩きなれていないような方へに声を掛けます。
「私のすぐ後ろを歩いてみませんか。」
私のすぐ後ろを歩くようになって、私もその人の様子を見ることが容易に出来るようになります。
その方も私が足を載せた岩、手で掴んだ木の根などを同じように掴んだりするようになります。
そして、今日は何時ころ起きたとか、昨夜何時ころ就寝したとか、色んな話をします。
辛かった話や楽しかった登山の話をしたりすると、あっという間に1時間が過ぎてしまいます。
そんな話をしていると、さっきまで辛そうだった人も・・・
「あれッ~、、もう1時間ですか!」
「もうここまで来たんですね。」
私は・・・
「一休みしましょうか。・・・いや~疲れましたね。」
そんなことも時々あります。
歩行速度は登山で重要ですが、許される範囲であれば、全員が一緒に頂上にたどり着くことも重要ですね。
そうすれば、頂上で全員が「バンザ~イ」・・・と祝杯ですよね。
少し速度を落としたり、楽しいお話をすることは、気持ちと体が少しだけ楽に成ることへつながると思っています。
今年もそんな登山を続けたいと思っています。
年の初めですので、こんなこと書いても良いかななんて思いました。
今年も宜しくお願いしま~す。