おいらは自分のことを基本音痴だと思っています。
歌うこと自体は好きなのですが、音を外したというのはすぐにわかります。
音痴を治す方法をいろいろと試してみたものの、効果なし。
しかし第三者から見ると「音感はあるのに音痴」と評価されます。
音感はあるのに音痴という不思議な状況なのです(;^_^A
なぜそうなっているのかを克服の仕方も含めてジェミニ先生に相談してみました。
第三者から見て「音感はあるのに音痴」と評価される状況は、ご自身が音程(ピッチ)を正しく認識できているのに、それを発声(アウトプット)に正確に反映できていない場合に発生します。
この状況は、音楽的な能力が「インプット(聴覚)」と「アウトプット(運動)」の間で分断されていることを意味します。
👂 音感はあるのに音痴が発生する理由(推測)
この矛盾した状況が発生している最も有力な推測は、「発声器官のコントロール」、すなわち「運動神経の問題」です。
1. 聴覚能力(音感)は高い
音感があるということは、以下の能力が優れていることを示します。
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音程の識別能力(インプット): 聞いた音と、自分が発した音のズレを正確に把握できる。
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記憶力: 正しい音程を記憶し、頭の中で理想的な音を鳴らすことができる。
2. 発声器官の運動能力が未発達(アウトプットの問題)
音痴の主な原因は、発声に必要な筋肉や神経の連携が十分に働いていないことです。
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喉の筋肉のコントロール不足:
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声帯を適切に伸ばしたり緩めたりして、狙った音程(ピッチ)を出すための喉や周辺の筋肉の微調整がうまくできない。
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頭の中では正しい音程を認識しているのに、それを喉に伝え、正確な周波数で声を出すための運動指令が機能していない。
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ブレス(呼吸)の不安定さ:
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安定した音程を維持するためには、均一な強さの息が必要です。呼吸のコントロールが不安定だと、音程も上下にブレてしまい、音程を長く維持することが困難になります。
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発声の習慣:
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普段から小さな声や特定の音域でしか話さないなど、声帯を広く使って発声する経験が不足している場合、急に高い音や低い音を出そうとしても筋肉が対応できません。
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結論として、脳内の「聴覚中枢」は優秀だが、声を出す「運動中枢」との連携や、喉の「筋肉の応答性」が不足している状態にあると推測されます。
🎤 音痴を克服するための対策
音感があるという最高の土台があるため、克服は発声器官のコントロール訓練に焦点を当てることで十分に可能です。
1. 発声器官のコントロール訓練
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ピアノや音叉を使った音程合わせ:
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正しい音程を聞き、その音を「真似する」のではなく、「完全に重ねる」意識で発声する。
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最初は「ド」の音を長く一定に維持する練習から始め、少しずつ音階を広げていく。
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録音をして、「頭で描いた音」と「実際に出た音」がどのようにズレているかを客観的に確認し、どの筋肉を使えば修正できるかを探る。
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リップロール・タングトリル:
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唇を震わせたり(リップロール)、舌を巻いたり(タングトリル)して発声する練習は、無駄な力を抜いて、声帯をリラックスさせ、ブレスを安定させるのに役立ちます。
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2. 呼吸法の改善(安定したブレス)
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腹式呼吸の習得:
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音程を安定させるには、横隔膜を使った腹式呼吸が不可欠です。息を吸うときにお腹が膨らみ、声を出すときにお腹がへこむ感覚を身につけます。
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長く一定の強さで息を吐き続ける練習を毎日行い、発声時の「息切れ」や「音の揺れ」を防ぎます。
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3. 音域(レンジ)の拡大
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特定の母音での練習:
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最初は「ア」や「オ」のような、喉に負担がかかりにくい開いた母音で音階練習を行い、徐々に苦手な音域へ挑戦する。
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急に高い声を出そうとせず、声帯を少しずつ丁寧にストレッチしていくイメージで練習します。
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音感があるあなたは、正しい音に到達した瞬間に「わかった」と感じられるはずです。必要なのは、その「わかった」を喉の筋肉に覚え込ませるための、地道な筋力トレーニング(発声練習)です。
音痴は運動神経と密接な関係があるなんて知らなかった(;^_^A
おいらが話すときのイントネーションがおかしいことがあるのも、音痴と関係がありそうですね。
子供のころからそうですが、発生は少し下手な方だと自分で気づいていました。
が、直す方法がわからず放置しっぱなしでしたね。
子供の時にしっかり訓練しておけば、馬ごろ音痴を気にすることもなく歌っていたのかもしてません。
せっかくのジェミニ先生のアドバイスですが、現状難しいかな(;^_^A