30年以上たってもなお愛され続けている米米CLUBの「浪漫飛行」という楽曲の魅力。
いまでは世代を問わずに聞かれるほど、なじみのある楽曲となっていますよね。
完成度が高く、立ち止まっている場所から連れ出してくれそうな応援歌のようにも聞こえます。
米米CLUBの代表曲であり、日本のポップス史に燦然と輝く名曲です。
聴くだけで気分がフワッと軽くなる、魔法のような一曲。
この曲が素晴らしいのは、イントロのたった数秒で、一気に「日常の喧騒から切り離された非日常」へと連れて行ってくれる魅力でしょうか。
聴いた瞬間に「パァン!」と広がるホーンセクションが、まるで空港のゲートが開いた時の高揚感ある軽快で華やかなブラスサウンド。
90年代初頭のJ-POPらしい、クリアで温かいシンセの音色が、空の上を飛んでいるような浮遊感を演出してくれる透明感あふれるシンセサイザー。
この二つがおいら的にはこの楽曲を語るうえでの魅力ですね。
なぜ「浪漫飛行」は長年愛され続けているのか?
それは時代を問わず発信できる「旅」をテーマに完成度高い楽曲だからです。
そして、特定のトレンドに依存せず、普遍的な「旅への高揚感」を見事に音で表現しきった楽曲だからです。