刑事ドラマを見ていると、事件や事故についての質問をするシーンがありますが、ただ質問するだけでなくどんな意図が隠されているのか気になることが度々あります。

その意図を探るために色々と考え事視してしまうのが意外と楽しいのです(⌒∇⌒)

でも、それhあドラマという架空の事件を完全に第3者視点で見ることができるからですよね。

そこで、実際に警察から質問を受けた時、その質問どんな意図があるのかジェミニ先生に訊いてみました。

 

画像:Geminiによる生成

 


警察による事情聴取は、事件や事故の真相を解明し、証拠を収集するために、関係者(容疑者、被害者、目撃者など)から詳しい話を聞き出すことを主な目的としています。単に話を聞くだけでなく、その供述が事実と合致するか、矛盾がないか、虚偽がないかなどを様々な角度から確認しようとします。

事情聴取でいくつも質問が来るのは、以下の意図があるためです。

  • 詳細な情報の引き出し: 事件の全体像を把握するため、具体的な状況、場所、時間、関係者、物事の経緯などを細かく聞き出します。

  • 供述の真偽確認: 同じ質問を角度を変えて繰り返したり、時間軸を前後させたりすることで、供述の一貫性や信頼性を確認します。嘘や誤りがあれば、矛盾が生じやすくなります。

  • 追加情報の発見: 些細な点から、新たな証拠や関係者の存在、事件の動機などに繋がる手掛かりを見つけようとします。

  • 供述内容の限定: 話し手の記憶の曖昧さや思い込みを取り除き、できるだけ客観的で具体的な供述に絞り込もうとします。

  • 心理的な揺さぶり(時に): 容疑者の場合など、供述の矛盾を指摘したり、問い詰めたりすることで、自白を促す目的で行われることもあります。


 

警察がよく質問してくる内容(一般的な例)

 

以下に、警察が事情聴取でよく質問してくる内容をいくつか挙げます。これは、あなたが何らかの事件や事故の関係者として事情聴取を受ける場面を想定した一般的な例です。

 

1. 基本情報と人間関係

 

  • 氏名、生年月日、住所、職業など、あなたの基本的な個人情報。

  • 事件の関係者(被害者、容疑者、目撃者など)との関係性。(例:「Aさんとはどのような関係ですか?」「Bさんとはいつから知り合いですか?」)

  • 事件現場との関連性。(例:「この場所には普段からよく来ますか?」「現場の近くにお住まいですか?」)

 

2. 事件・事故発生前後の状況(時間軸に沿って)

 

  • 事件(事故)が発生した日時の確認。(例:「何月何日の何時頃のことですか?」「正確な時間は覚えていますか?」)

  • 事件発生の直前、直後、その後の行動。(例:「事件が起こる前は何をしていましたか?」「その時どこにいましたか?」「事件後、どこへ行きましたか?」)

  • 現場に到着した時間、現場を離れた時間の確認。(例:「現場には何時頃着きましたか?」「何時頃までいましたか?」)

 

3. 具体的な状況描写

 

  • 何を見たか、何を聞いたか。(例:「何が見えましたか?」「誰の声が聞こえましたか?」「どんな音がしましたか?」)

  • 目撃した人物や物の特徴。(例:「犯人の服装や顔、体格はどんな感じでしたか?」「凶器は何でしたか?」)

  • 現場の様子。(例:「現場の明るさや天気はどうでしたか?」「周りに人はいましたか?」)

  • 自身の行動。(例:「あなたはどのような行動をとりましたか?」「なぜその行動をとったのですか?」)

 

4. 認識と記憶の確認

 

  • **供述の内容について「間違いないですか?」「嘘はありませんか?」**と繰り返し確認。

  • 記憶の曖昧な点について。(例:「それは確かな記憶ですか?」「もしかしたら〇〇ではありませんか?」)

  • 他の可能性について。(例:「他に考えられることはありませんか?」「他に心当たりはありませんか?」)

 

5. 動機や感情(特に容疑者の場合)

 

  • なぜそのような行動をとったのか。(例:「なぜAさんを殴ったのですか?」「その時どう思いましたか?」)

  • 事件に対する感情。(例:「事件についてどう感じていますか?」)

 

6. 矛盾点の追及

 

  • あなたの供述と、他の証拠(防犯カメラ映像、他の目撃者の証言など)や供述との矛盾点を指摘し、説明を求めます。(例:「あなたの話と、こちらの情報が食い違っていますが、どういうことですか?」)

  • 再確認の質問。(例:「先ほど〇〇とおっしゃいましたが、それは間違いありませんか?」)


 

聴取を受ける際のポイント

 

  • 嘘をつかない: 嘘は必ずバレます。それがさらなる不利益につながる可能性が高いです。

  • 曖昧な場合は「覚えていない」「分からない」と伝える: 記憶が曖昧なことを無理に話すと、それが事実と異なった場合に虚偽の供述とみなされることがあります。

  • 供述調書の内容確認: 聴取が終わると、あなたの話した内容が供述調書という形で文書にまとめられます。この調書にサインする前に、内容をよく読み、間違いがないか、自分の意図した通りに書かれているかを確認することが非常に重要です。もし誤りや納得できない点があれば、訂正を求める権利があります。

警察の事情聴取は、時に精神的な負担を伴うことがありますが、上記の意図や質問内容をある程度理解しておくことで、冷静に対応できる手助けになるかと思います。

なるほどなるほど・・・。

返答の粗探しをしながら真実に近づいてゆくといった感じでしょうか。

再確認の質問なんかは、そんな感じがしますよね。

そこで返答が違えば矛盾となり信頼が下がり疑惑が急上昇するというわけですね。

そして心を揺さぶるような質問で、精神的に探ってみることもしているようです。

ジェミニ先生の解答から読み取るに、例え周りと少しばかり食い違っていても自分の言葉を曲げないことが大切そうです。

2人でも全く同じ内容を話すのに、違う言葉を発するのが人間です。

警察もこの範囲に入っているのであれば信憑性が高く信頼できるという判断基準を設けているはずです。

実際は、その時になってみないと解らないんですけどね(;^_^A