香港シャティン競馬場・2025クイーンエリザベス2世カップの悲劇
2025年4月27日(日)に香港のシャティン競馬場で開催されたG1「クイーンエリザベス2世カップ」。
日本からも3冠牝馬のリバティアイランドとタスティエーラにプログノーシスの3頭が登録・出走となった。
結果だけ言ってしまえば、日本勢のワンツーフィニッシュとなったが、その陰で悲劇が起こっていたのだ。
3冠牝馬のリバティアイランドが、最後の直線でアクシデント発生で、旧失速!
道中の素晴らしい動きとは裏腹に、誰もが心配する状況が発生した。
おいら的にはタスティエーラにプログノーシスのワンツーフィニッシュに喜びたかったが、僅か20秒前の状況が頭から離れない・・・。
放送画面外へと消えたリバティアイランド。
結局、報道では見ることができなかったが、Xなどに現地で撮影していたファンなどが動画や写真をアップしてくれたのを見て悲しくなった。
画面外へと消えてからの動きは、大外へと移動しゆっくりとスピードを落として停止し川田騎手が下馬。
ここまでならJRAのレースでちょくちょく見かけるので、どうっていうことないのですが川田騎手の気持ちが伝わってくるシーンが・・・。
リバティアイランドの顔に抱き付き額を合わせ泣いているようなシーンが続いたのです。
この後の最悪なシナリオを悟ったようにとても大切にとても愛おしく抱きしめているように感じました。
関係者が近寄ってきても、そのシーンが続きました。
見ている側の心情を切なくさせてくれます。
その後、幕が張られ馬運車が来て、どのような状態で運ばれていったのかはわかりません。
重度の骨折を起こした馬が苦しむ前に楽にする安楽死処置がなされました。
3冠牝馬のリバティアイランドの子供が見れないのが残念ですが、川田騎手のメンタル面が心配です。
「それも競馬」で片付いてしまいがちですが、心のない鬼のような言葉ですよね。
綴り続けていると、切なくなり続けちゃいそうなので、この辺にて。