「死人に口なし」とはよくいうものですが、だからと言ってところかまわずなんでも口にして良いという身ではありません。
故人に対して何を言っても、すべてが過去のことに対してであり、99%は不変です。
でも世の中、その不変を利用して金儲けをしようとする人っていますよね。
例えば、故人が歌手だった場合、レコード会社が権利を利用してとか、よくあるパターンです。
でも、故人であってもプライベートなものを許可なく公にさらすのは、今をこれからを生きてゆかなければならない人が取るべき方法ではないですよね。
「ファンのため」といういかなる理由であれ、世間的には「売るため」と捉えるのでそこに誠意や感謝などの偲ぶ気持ちを感じることはありません。
この記事を読んで、本当に強くそう感じました。
仕事上での未公開の写真であるなら、まぁという感じですが、記事の内容からゆくとプライベートですよね。
その写真を使用しようとしているレコード会社の価値や信頼を失墜させたいのでしょうかね?
その結果、倒産しても世間は「当然でしょ」で終わりますよ。
倒産理由は、その時在籍していた全従業員に付きまといます。
社長や責任者というわずかで済む傷なら良いですが、従業員に家族がいれば数百~数千に膨らみます。
そこから予測できる感情や視線を毎日浴びて生きる生活は、おいらは絶対に避けたいですね。
「個人を冒涜する」に値する行為は、予測以上の恐ろしい力ではね返っています。
一般常識がある人なら、きっとやめるでしょう。