自分向けプチメモです。

漢字の「海」と「潟」は、どちらも水域を表しますが、その意味合いと使われ方に違いがあります。

 

海(うみ)

  • 広大な塩水域を指します。
  • 地球上の大部分を占める、海水で満たされた地域を意味します。
  • 例:太平洋、日本海、瀬戸内海

潟(かた、がた)

  • 海岸近くにできた湖沼を指します。
  • 砂州や砂嘴によって海と隔てられた、比較的小さな水域を意味します。
  • 海水と淡水が混ざり合った汽水湖であることが多いです。
  • 例:八郎潟(秋田県)、鳥屋野潟(新潟県)

使い分けのポイント

  • 「海」は、広大な海洋を指す一般的な言葉です。
  • 「潟」は、海岸地形に特化した、より限定的な言葉です。
  • 海岸近くにできた湖沼であっても、海とのつながりが強い場合は「海」と表現することがあります。
  • 地名や固有名詞として使われる場合は、その地域の歴史や地形的特徴に基づいて使い分けられます。

補足

  • 「潟」は、新潟県など、日本海側の地域で多く見られる地形です。
  • 「ラグーン」と呼ばれる地形も、「潟」とほぼ同じ意味で使われます。