新潟県内で2月中に倒産・廃業した会社の中でここ数ヶ月で目立ってきた傾向があります。
それは、従業員の退職の多発による倒産。
退職した人の中身は老若男女問わずとなっているから驚きです。
となると、別な理由が存在します。
それは給料、つまりは手取りですよね。
バブルが弾けてから半世紀近くも不景気が続いている日本。
先進国としては汚点です。
何年働いても上がらない給料・・・。
最近できた外資系の同業種は初任給から上をもらえる。
または、今の職を手放しても、生活を少しでも楽にするためなら少しでも給料の多い会社へ転職する。
そんな話を数十年前から聞くようにはなっていましたが、ついに実行に移る人が増加傾向なのです。
自分の会社は大丈夫というのは上層部に危機感がない証拠。
例え3人で回している会社でも1人になれば回せなくなるのが、大昔からの常識的なところですよね。
少しでも多くのお金が稼ぎたいというのは従業員も貸家も一緒なのです。
このバランスの微妙な揺れを察知できるかが、経営陣としての腕の見せどころですよね。
今年の新潟県は、従業員の退職による倒産がずっと目立ちそうだな(〃´o`)=3 フゥ