おいらが度々お世話になっているジェミニ先生ですが、文章を作ってくれたり、絵を描いてくれたりといろいろなことをしてくれます。
ちょっとした調べものなら、解りやすく整理された情報量がとっても魅力です。
とここで、ジェミニ先生は小説をどの程度書くことができるのか試してみました。
出した指示の方は以下の通りです。
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クリスマスをテーマにした甘く切ない感動的でお涙頂戴ができる小説を書いてください。
登場人物は20代の男性一人と女性が一人。
男性は、奥手気味の性格だが、誠実さと素直さが高い。
女性は、おおらかで温かい性格だが、心配性だけど笑顔に魅力がある。
注意点は、名前は使用しない。
使用してほしいワード「粉雪・マフラー・すれ違い・ごめん・ありがとう」
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そして、ジェミニ先生の小説においらが加筆・修正を加えた作品が以下のようになります。
AIとはいえ他人が描いた作品に手を加える形となるので、誤字脱字、変な個所などはご了承ください。
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クリスマスイブの奇跡
街は、煌めくイルミネーションに包まれ、人々の笑顔が溢れていた。
いつも足早に歩く大きな通りの歩道には、煌めきに負けることなくポインセチアが彩を添えていた。
少しばかり情熱的になっても、少しばかり幸福感に包まれても良い季節だ。
プレゼントも用意したし、気分も盛り画げたいところだ。
しかし、彼の心はどこか晴れない。
いつもとさほど変わらない時間に彼女のアパートに到着し、ドアを開ける。
彼女は、いつも通りの温かい笑顔で彼を迎えた。
彼の好きな手作りケーキがテーブルに並んでいる。
コートを脱ぎ、向かい合わせにテーブルに着く。
「メリークリスマス。今年も一緒に過ごせて嬉しいな」
彼女の言葉に、彼はぎこちなく笑う。
「俺なんかで、いいのか?」
「だって、いつも一緒にクリスマスを過ごしてるじゃない。それが当たり前だよ」
彼女の言葉に、彼は安堵する。
でも、心の奥底には、言えない本音が渦巻いていた。
「実は、君に伝えたいことがあるんだ」
彼は、何度も何度も深呼吸をして、ようやく口を開いた。
「君は、すごく優しいし、一緒にいて楽しい。でも、俺には、君をもっともっと幸せにできる自信がないんだ」
彼女の笑顔が消えた。
が、決して怒ってはいない…。
「どうして、そんなこと言うの?」
悲しそうな表情すら見せていない彼女の顔を、まっすぐ見見つめて言葉を続けた。
「だって、俺はいつも優柔不断で、ダメなところばかりだ…」
「………」
「もっと素敵な人がいるはずだよ」
言葉数を少なくしたのには、理由もある。
けど、その言葉が傷つけてしまうことも解っていた。
せっかく作ってくれたケーキから、煌めきが遠のいてゆくのを感じた。
彼は解っていた答えを確認するように、彼女の瞳には涙が光っていた。
「そんなことないよ。私は、あなたの優しくて誠実なところが大好きなの」
彼は、彼女の言葉に何も言えなかった。
「でも、もし…あなたが、そう思うなら、少しの間…お互いのことを考え直してみよう」
彼女の言葉に、彼の心は大きく揺さぶられた。
二人は、しばらく言葉を交わさずにいた。
窓の外には、雪が降り始めていた。
静かに二人でケーキを食べた。
本来なら甘くてとても美味しいケーキのはずなのに、辛い気持ちだけがこみ上げてくる。
一口一口が、そう感じて仕方ない…。
本当に申し訳ない事を言ってしまったと…。
ケーキを食べ終わり、皿やフォークをシンクへと運んでから彼は彼女の隣に立った。
「ごめんね」
彼は、彼女の手を握りしめ、弱々しく一言…。
「こちらこそ、ごめんね」
彼女はそう言い、彼の顔をじっと見つめた。
二人は、何も言わずに、ただお互いの手を握りしめていた。
「今日は、もう…帰るから」
「う、うん…。私も片づけがあるから、そうしようか…」
「見送りは、いいよ。ケーキ、美味しかったよ」
「………」
コートを手にしたところで、プレゼントを渡していないことに気づいた。
が、タイミングがもうない…。
彼女は、すでに片づけを始めている…。
彼は玄関にプレゼントをそっと置いて、帰宅するため雪が舞う街中へと出た。
次の日、彼はいつものように彼女の家にやってきた。
事前にメールで「これから行くよ」と連絡はしてある。
けど、いつものようにドアを開けてよいものかと、ふと頭をよぎる。
彼女からは返信がないせいか、不安だ先走る。
ここまで来てあたふたしていても仕方ないと、一つ大きく深呼吸をした。
玄関を開けると、そこには、彼が贈ったマフラーを巻いた彼女が立っていた。
「ありがとう。とっても嬉しい」
彼女の笑顔に、彼は安堵した。
昨日の自分が愚かで恥ずかしく思えて、仕方ない。
未来のことをどんなに考えたって、なるようにしかならないのだから…。
距離もないのに足早に歩み寄り、思いを告げる。
「俺も、君と出会えて本当に良かった」
彼は、そう言って彼女を抱きしめた。
隣に彼女の温もりがあれば、きっと素晴らしい未来を歩んでゆけるはず。
静かに降り積もる雪の中、二人は、これからもずっと一緒に歩んでいくことを決めた。
後書き
クリスマスイブの夜、二人はお互いの気持ちを確かめ合い、新しい一歩を踏み出しました。この物語は、二人の心のすれ違いと、それを乗り越えていく過程を描きました。
**ポイント**
季節感:クリスマスという特別な日に、二人の関係が変化していく様子を描きました。
心情描写:登場人物の心の動きを丁寧に描写することで、読者に感情移入してもらいやすくなるようにしました。
言葉の力: 「ごめん」「ありがとう」といったシンプルな言葉が、二人の関係を大きく動かすきっかけとなりました。
余韻:結末は、読者に想像の余地を残すような、開放的な終わり方になっています。
この物語が、読者の心に温かい光を灯す一助となれば幸いです。
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が、合作の本分と、ジェミニ先生のあとがきと作品のポイントです。
ポイントには続きを書くなら、方向性のアドバイスももらえます。
タイトルを付けたのは、ジェミニ先生です。
おいらが加筆・修正した部分は会話文が3割・そのほかの文章が3割程度です。
諸外国では文章生成AIで小説を制作し販売している人がいますが、実際にやってみるとその可能性が非常に高いのですね。
おいらは販売はする気はないので、AIを学ぶために時々こうして遊ぼうかなと考えている程度です。
時代はの変化ってすごいですね(^▽^)/