ハードオフやセカンドストリートで購入した商品を、メルカリなどのフリマアプリで高値で転売している人たちがいるという状況ですね。この行為が法に触れるかどうか、というご質問ですが、一般的なケースでは、法に抵触する可能性は低いと考えられます。

なぜ法に触れにくいのか

  • 商品の所有権: リサイクルショップで購入した商品は、正当な手段で入手した私有物です。それを売却することは、所有者の権利であり、原則として自由です。
  • 価格設定の自由: 商品の価格は、売り手と買い手の自由な交渉によって決定されます。需要と供給の関係によって価格が変動するのは、市場経済の原則です。
  • リサイクルの促進: リサイクルショップで購入した商品を再び販売することは、リユースを促進し、廃棄物を減らすという観点からも、社会的に望ましい行為と言える側面もあります。

しかし、注意すべき点も

  • 偽物の販売: ブランド品などを偽物と偽って販売することは、不正競争防止法などに違反する可能性があります。
  • 著作権侵害: ソフトウェアや音楽などの著作物が含まれている商品を、著作権者の許諾なく販売することは、著作権法違反となります。
  • 景品表示法違反: 商品の状態や性能について虚偽や誇張した表示をすることは、景品表示法違反となります。

法的なグレーゾーン

  • 転売目的の大量購入: リサイクルショップで大量の商品を買い占め、それを転売することを繰り返す行為は、お店側との契約内容によっては問題になる可能性があります。
  • 商品への加工: 購入した商品に手を加えて、オリジナルの商品として販売する場合、著作権や意匠権などの問題が発生する可能性があります。

まとめ

リサイクルショップで購入した商品をフリマアプリで販売することは、多くの場合、法的な問題はありません。しかし、偽物販売や著作権侵害など、法に触れる行為に発展する可能性もゼロではありません。

安全に転売を行うためには、以下の点に注意しましょう。

  • 商品の状態を正確に説明する: 写真をしっかり撮って、商品の状態を分かりやすく説明しましょう。
  • 不正な行為はしない: 偽物と偽って販売したり、著作権を侵害したりすることは絶対にやめましょう。
  • リサイクルショップの利用規約を守る: リサイクルショップによっては、転売を禁止している場合もあります。利用規約をよく確認しましょう。

上記情報の詳細を知りたい場合は弁護士に相談してみましょう。

ということで、何か問題が発生した時、自分で責任が取れる環境であるかを判断してから、こういった販売方法を完全管理しなきゃいけませんよね。

面倒くさがりの人は、あとでいた目を見そうなので向かないですね(;^_^A