知り合いのところに「全国家計構造調査の依頼状」なるものが届いたそうです。
総務省の統計局の実施しているようですが、選ばれた理由は無作為だそうです。
実際に依頼状を読んだわけでないので詳細は分かりませんが、ジェミニ先生に説明してもらいましょうか。
全国家計構造調査とは?
全国家計構造調査は、日本の世帯の経済状況を詳しく調べるための大規模な調査です。5年に一度、国が実施しており、私たちの生活に密接に関わる統計調査の一つです。
調査の目的
- 家計の消費動向の把握: 食費、住居費、教育費など、家計が何にお金を使い、 その割合がどう変化しているのかを調べます。
- 所得分布の把握: 世帯の収入がどのようになっているのか、所得格差の状況な どを明らかにします。
- 資産と負債の把握: 家計がどのような資産を持っているか(預金、不動産など)、また、借金などの負債があるのかを調べます。
- 経済政策への活用: 調査結果をもとに、政府は経済政策の策定や見直しを行い ます。例えば、消費税の増税や社会保障制度の改革などに役立てられます。
調査の内容
調査では、無作為に選ばれた多数の世帯に対して、以下の項目について質問されます。
- 世帯構成: 家族構成、年齢、職業など
- 収入: 働いている人の数、収入源、金額など
- 支出: 食費、住居費、光熱費、教育費など、様々な支出項目とその金額
- 資産: 預金、株式、不動産など
- 負債: 住宅ローン、カードローンなど
調査結果の活用
調査の結果は、様々な形で活用されます。
- 経済分析: 国内総生産(GDP)の算出、物価指数の上昇率の算出など、経済分 析の基礎データとなります。
- 政策立案: 少子化対策、高齢化対策、貧困対策など、様々な政策の立案に役立 てられます。
- 企業のマーケティング: 新商品開発や販路拡大のための市場調査に利用されます。
- 学術研究: 経済学、社会学などの学術研究の基礎データとなります。
まとめ
全国家計構造調査は、私たちの生活の現状を把握し、より良い社会を作るための重 要な調査です。調査結果には、私たちの生活がどのように変化しているのか、そし て未来がどのように変わっていくのかというヒントが隠されています。
貯金額の記入が嫌ですね(;^_^A
プライバシーの観点では、個人を特定できる番号やバーコードなどの割り当てはないようです。