ペレニアルライグラスと突然言われてもわからない人がほとんどだと思います。

おいらも調べてみるまでは解りませんでした。

本日、ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞。

そのロンシャン競馬場の芝はペレニアルライグラスという種類の洋芝です。

日本の競馬場では函館競馬場と札幌競馬場で使用されているらしいです。

寒冷地に特化した洋芝で、日本だと新潟競馬場よりも下の位置にある競馬場では育たないらしいです。

解りやすいところだと、放牧されている牛が食べる草に当たります。

高栄養価の芝なわけですが、その特徴がかなり厄介なんですね。

 

・農研機構

https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/PereManual_Mid.pdf

 

リンクを読んでもらえるとわかると思います。

根っこが密集群生し土のクッション力が高くなります。

馬の脚にとってはとてもいいことなのですが、ロンシャン競馬場の特徴といえば過度な整地を行わいことです。

それなりの自然の凹凸のままなのです。

当然根っこの張り方も凹凸に従うように張りますのでクッションも凹凸次第ということです。

生みこむ力が強い馬にとっては有利です。

そして芝の高さなんですが人間の足首の高さは楽にあると聞いたことがあります。

日本の馬にとっては違和感を感じる高さだそうです。

普段触れることのない位置で草が触れてくるのだから(;^_^A

スタミナと踏ん張りの力強さが要求される凱旋門賞、今年は円エンペラーの1頭だけでが日本からの参戦ですが、頑張ってもらいましょう(^^♪