新潟県にはJA厚生連系列の病院と県立系列の2代総合病院が存在しています。

最近のニュースではJA厚生連の運営資金が2年後には枯渇するという発表がありました。

県立も一時的に経営難に近い状況になりましたがどうにか持ちこたえたような記憶があります。

早い話、新潟県の総合病院にはお金が少ないのですね(;^_^A

おいらが考える理由として3つ

 ・人気がある稼ぎ頭となっていた先生

 ・専門医としてのノウハウがとてもに優秀な先生

 ・腕の良い総合的に診察と治療ができる先生

上記の先生の開業が原因ですよね。

ただ、この先生たちの開業自体が悪いていうわけではありません。

だって一時、政府が推し進めた政策ですもん。

総合病院に人気が集中し診察までの待ち時間が長くなるのを解消するため。

ベッド数の確保のために入院が不必要な患者を入院させないための措置。

救急搬送されてくる患者の治療にあたる医師の確保。

などなどの理由から、診察で人気のある医師が開業し患者がついてゆくという形でした。

結果、総合病院に落ちるお金が激減したということです。

良かった点は緊急入院にも対応できるベッド数の確保ができたこと。

総合的に見ると、初めから予測できていた負の要素に見事にはまってしまった感じですね。

政府はこの解決策を自治体に丸投げするつもりでしょう。

自分たちの地域にある病院を地域が救わなくてどうするとか理由をつけて。

医師同士による繋がりも病院同士による連携も限界になっていると考えます。

オイラには問題が大きすぎて関わることができませんが、他人ごとではないので綴らせていただきました。