気になったらとりあえず正しかろうが間違っていようが調べてみるTKCです。
1回目はジェミニ先生、2回目で見極めを含めておいらです。
日本国民で裕福層と呼ばれる世帯の割合を調べてみました。
日本の富裕層の割合は、定義によって異なりますが、一般的には約2.5%と言われています。
これは、約5,402.3万世帯ある日本の全世帯のうち、約132.7万世帯が富裕層に該当することになります。
富裕層の定義
富裕層の定義は、調査機関や金融機関によって様々ですが、一般的には金融資産が1億円以上ある世帯を指します。
金融資産の内訳
2019年の野村総合研究所の調査によると、日本の富裕層・超富裕層の金融資産の内訳は以下の通りです。
- 預貯金: 34.6%
- 株式: 30.3%
- 投資信託: 17.7%
- 生命保険: 7.8%
- 不動産: 7.5%
- その他: 2.1%
富裕層の分布
日本の富裕層は、東京や大阪などの都市部に多く集中しています。
2019年の野村総合研究所の調査によると、東京都が富裕層・超富裕層の世帯数割合で最も高く、26.2%となっています。
富裕層の増加
近年、日本の富裕層は増加傾向にあります。
これは、株価上昇や円安などの影響による資産価値の増加、相続による資産の移転などが要因と考えられています。
格差
日本の富裕層とそうでない世帯との間には、大きな格差が存在します。
2022年の家計調査によると、日本の平均所得は598万円ですが、富裕層の平均所得は1億9,715万円となっています。
まとめ
日本の富裕層の割合は約2.5%で、金融資産が1億円以上ある世帯を指します。
富裕層は都市部に多く集中しており、近年は増加傾向にあります。
一方、富裕層とそうでない世帯との間には、大きな格差が存在しています。
参考情報
- 野村総合研究所: https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2023/cc/0301_1
- オリックス銀行: https://www.orixbank.co.jp/column/article/310/
- SBIリサーチ&コンサルティング: https://magazine.sbiaruhi.co.jp/0000-5299/