10代から20代の「●●ガチャ」という表現について、確かに近年よく耳にするようになりましたね。
確かに、運の要素を強調し、自身以外の要因に責任を押し付けるようなニュアンスを含んでいることも少なくありません。
この背景には、様々な要因が考えられますが、以下のような点が挙げられます。
画像:写真AC
1. 情報過多と価値観の多様化
インターネットやSNSの発達により、様々な情報が容易に手に入るようになりました。
その結果、異なる価値観や生き方が身近になり、従来の「努力すれば報われる」という考え方が揺らいでいる可能性があります。
2. 競争社会への適応
受験や就職など、様々な場面で競争を経験してきた世代であるため、「運」の要素を意識しやすくなっていると考えられます。
また、努力しても結果が出ない場合、自身の責任よりも外部要因に原因を求めることで、精神的な負担を軽減しようとする心理も働いている可能性があります。
3. セルフエンパワーメントの希薄化
従来の「大人」像とは異なり、自己主張や自己表現を重視する傾向が強くなっています。
その一方で、社会的な責任感や主体性を育む機会が減少していることも指摘されています。
4. 遊び感覚の蔓延
「ガチャ」という表現自体が、ゲームやギャンブルの要素を含んでいるため、人生の出来事に対して遊び感覚で捉える傾向が強くなっている可能性があります。
5. 言葉の軽視
インターネット上では、言葉の軽視が蔓延している傾向があります。
「●●ガチャ」という表現も、その一例と言えるでしょう。
これらの要因が複合的に作用し、10代から20代の「●●ガチャ」という表現が生まれていると考えられます。
もちろん、全ての若者がこのような考え方をしているわけではありません。
努力を積み重ね、目標に向かって努力している人もたくさんいます。
大切なのは、個々人の価値観を尊重し、多様な考え方を理解することです。
また、社会全体で、若者が主体的に社会と関わり、責任感を持って行動できるような環境を整備していくことも重要でしょう。
人生は努力とチャレンジという考えかたから、人生自体がギャンブルで運要素に左右されるという感覚です。
これはやはりアプリゲーム内に存在する「ガチャ」要素から悪影響を受けているとしか言えない感じです。
2020年ごろからの新卒者は、まず自分に合わなければ会社をすぐに辞めるという傾向があるのも学生時代の早くからそういった遊びの影響を受けているからでしょうか(;^_^A
会社側としても育てる前に辞められたのでは、どうにもできません。
「私、この会社が合いませんので辞めます」→「残念ですが、そうですか・・・」みたいな流れを断ち切らないと、お互いのためにはならないと考えてはいますが、一人の力ではどうにもならないことも事実。
どんなものであれ、メディアの影響力というのは大きいです(;^ω^)
そして今の10代~20代に備わっていないと思われるものは忍耐力と妥協力。
30代は自己抑止力と周辺観察力。40代以降は自己犠牲否定力と未来視力でしょうかね。
そんな風に感じているのはおいらだけかもしれませんが、まぁ、個人的な意見として気にしないでください(>▽<;; アセアセ