最近は、教わった基礎をほんの少しできるようになって基礎がしっかりできていると勘違いしている新入社員が増えているような気がしているTKCです。

基礎ができて、初めて会社業務のスタートラインですよーーー。

基礎を応用し始める時期は、どんなに早い人でも1~2年はかかりますよね。

実際おいらもそうでしたし。

応用し始めるまでのじれったく感じる時間を上司がどう耐えるかですね。

上司としての器を問われる期間であり、上司自体の評価に関わる期間でもあります。

初心忘れるべからず、この言葉をすぐに思い出せる上司は、自分いそういった期間があったなと耐えることができます。

けど、我や出世欲の強い上司は接し方ががきつくなったりと変わります。

まずは部下が基礎をしっかりできていて応用できるレベルまで育て上げるのが上司の仕事です。

応用できるレベルも高レベルの作業を求めてはいけません。

魚に触れたことも包丁に触れたこともない人が河豚刺しを作れますかということです。

新入社員も教えられたことを全て鵜呑みにしてはいけません。

そこから自分にできることをいち早く習得し更なる上達、苦手分野の克服を心がけることが大切です。

基礎はあくまで基礎、その会社で働くための最低限の能力という認識が正しいでしょうね。

手にした最低限の能力をどのように発展させるかは、同じ会社に勤務する仲間とのコミュニケーション次第で大きく左右されます。

仕事に対してもコミュニケーションに対しても、苦手意識を捨てることが成長の近道かなと考えます。

なんで、こんなことを綴ったかというと、近年の新入社員は入社した時から自分の方ができるみたいな不可解な自信を態度で表しているからですね。

基礎能力だけでどうやって戦ってゆく気なのか心配なのです(;^ω^)

会社は個人で成り立たないチームワークの場なのです。