おいらの中では丁寧で綺麗な歌声という印象が強い谷村新司さん。
バンド・アリス時代の楽興も知っていますが、おいら個人では「昴」が一押しの楽曲ですね。
NHKで聞く機会が多かったというのもありますが、けっしてそれだけではありません。
メッセージ性の強い楽曲というのは年齢世代を問わずに響くんですよ。
その響きの中で聞き手が何を思い考え何を受け取るかですよね。
これほど完成された壮大なメッセージソングというのは少ないですよ。
直向きに前だけを見続けた人だけがたどり着ける境地のように感じます。
そして何より自身のことを自身が良く理解しているのではないのでしょうか?
「我は行く」のワンフレーズ。
これだけでもこの道で生き抜き通す強い意志を感じます。
「さらば昴よ」のフレーズは以下のようにとらえています。
儚い思いや理想を置き去りにして、自身を高めるため見て触れたものだけを真実として受け入れる。
要は自分の手で触れに行けるものしか真実として受け入れないといった感じでしょうか。
間違っているかもしれませんが、おいらはこんな感じにとらえています。
魂のこもった楽曲というのは、いつ聞いても名曲として心に響きますよね♪