湖、泉、池、沼の違い
湖
- 地表の窪地に水が溜まってできた、比較的大きな水域
- 一般的に、水深が5メートル以上、面積が1平方キロメートル以上
- 湖沼学では、「水深が深く、植物は湖岸に限られ、中央の深いところには沈水植物が見られないもの」と定義
泉
- 地下水や湧き水が自然に地表に現れた場所
- 水量は比較的少ない
- 神聖な場所として信仰されることもある
池
- 人工的に作られた水域
- 湖や沼よりも小さく、水深も浅い
- 鑑賞用、養殖用、防火用など、様々な用途で利用
沼
- 湖よりも小さく、水深も浅い
- 水生植物が生い茂っていることが多い
- 湖沼学では、「湖より浅く、最深部まで沈水植物が繁栄するもの」と定義
まとめ
湖、泉、池、沼は、それぞれ大きさ、水深、植物の有無、人工か自然かなどの違いによって区別されます。
これらの定義は明確に区別されているわけではなく、地域や学術分野によって異なる場合があります。
以上、言われてみると意外と説明できない「湖・泉・池・沼」の違いでした。
自分が住んでいる地域の「湖・泉・池・沼」にこれを定義として当てはめてみると「あれ?」と思う発見があるかもしれません。