日本では3月になると全国各地で卒業式が行われています。

今でこそ、その学校での学業を修めて証で執り行っています。

一部の人たちには、次の学校げ上がるために行う式典と捉えられているみたいですが(;^ω^)

そもそも卒業式とはどんな式典なのか?

日本の卒業式の起源は、明治5年(1872年)に制定された学制にあります。学制では、各等級(学年)ごとに試験修了者に対して卒業証書を授与することが定められました。これが現在の卒業式の原型となったと考えられています。

その後、明治10年代(1870年代半ばから1880年代にかけて)に、卒業証書授与式という独立した儀式として定着しました。当初は、現在のように1年生、2年生、3年生というような学年制ではなく、就学を希望する子供達は年齢に関係なくまず「下等小学第八級」に入り、試験に合格してその級を「卒業」、七級に進級するというシステムでした。

卒業式は、単に教育課程を修了したことを認定するだけでなく、これまで学んできたことを振り返り、次のステージへの決意を新たにする場でもあります。また、先生や家族、友人への感謝の気持ちを伝える場としても重要な役割を果たしています。

近年では、卒業式の形式も変化しており、従来の式典に加えて、謝恩会や卒業旅行など、様々なイベントが行われるようになっています。卒業式は、学生にとって、人生の大きな節目を迎える大切な行事です。

卒業式の起源や意味を知ることで、より深い感慨を持って式典に参加することができます。

卒業式の起源と発案者

日本の卒業式の起源は、明治5年(1872年)に制定された学制にあります。学制では、各等級(学年)ごとに試験修了者に対して卒業証書を授与することが定められました。これが現在の卒業式の原型となったと考えられています。

しかし、誰が卒業式を最初に発案したのかは明確ではありません。学制制定に携わった文部卿の田中不二麿や森有礼などが発案者として考えられますが、確証はありません。

最初の卒業式

日本で最初に卒業式を行った学校は、1876年(明治9年)に東京築地にあった海軍兵学校とされています。当時の卒業式は、現在のような形式ではなく、単に卒業証書を授与するだけの簡単な儀式だったようです。

その後、1877年(明治10年)に東京大学が創設されると、大学でも卒業式が行われるようになりました。東京大学の卒業式は、学位授与式という形式で、天皇陛下が臨席されるなど、非常に格式の高い儀式でした。

近年の卒業式

明治時代以降、卒業式は日本の学校教育の中で重要な行事として定着しました。近年では、卒業式の形式も変化しており、従来の式典に加えて、謝恩会や卒業旅行など、様々なイベントが行われるようになっています。

卒業式は、学生にとって、人生の大きな節目を迎える大切な行事です。卒業式の起源や意味を知ることで、より深い感慨を持って式典に参加することができます。