「目には目を、歯には歯を」という言葉がありますよね。
同じことをもってしてに反撃するという意味だったと思います。
少し自信がないのでBard先生に聞いてみたいと思います。
一般的な意味は、受けた害に対して、同等の仕打ちで報いること、または、被害に相応した報復または制裁を行うことです。
この言葉は、紀元前18世紀のバビロニア王国で制定された「ハムラビ法典」に由来します。ハムラビ法典には、多くの条文で「目には目を、歯には歯を」という考えに基づく罰則が規定されています。例えば、同等の身分の者に目をつぶされた場合には、目をつぶし、歯を折られた場合には、歯を折るというものです。
この言葉は、古代から現代に至るまで、多くの文化や宗教で用いられてきました。例えば、旧約聖書の出エジプト記やレビ記にも、この言葉に近い記述があります。
宗教的な意味としては、次の2つが挙げられます。
- 神の正義の表現
「目には目を、歯には歯を」は、神の正義の表現として解釈されることもあります。神は、悪を行った者には、その罪に応じた罰を与えるとされるのです。
- 復讐を戒める教え
一方で、この言葉は、復讐を戒める教えとしても解釈されています。神は、人間が互いに復讐し合うことを望んでおらず、むしろ、互いに愛し合うことを望んでいるとされるからです。
例えば、キリスト教の「山上の垂訓」では、イエスは「目には目を、歯には歯を」という考えを否定し、むしろ、敵を愛し、自分に仕えるようにと教えました。
このように、「目には目を、歯には歯を」という言葉は、受けた害に対して、同等の仕打ちで報いることを意味する一方で、神の正義の表現や、復讐を戒める教えとしても解釈されています。
なんか難しそうな解釈が出てきましたが、大方の意味合いは同じようでほっとしました。
相手に害を加えたら同等の害を返されても自分は許しますと無言で宣言しているようなものですね。
だから、後悔先に立たずのような言葉があるのでしょう、きっと。
でも、文明が発達してくると、反撃を恐れ初めから害を加えるどころか命を奪うように変化してきましたよね。
強さではなく臆病だからこその行動だと考えられます。
自分の正義を相手に押し付け制す行為は、可愛く言えば寂しがりや何でしょうね。
どちらにせよ、迷惑は迷惑です。
これも「目には目を、歯には歯を」のレベルで反撃があれば可愛いです。
平成になってからはその意味が「目には目以上を、歯には歯以上を」になっているような気がします。
仕掛ける方が確実に仕掛けきれなければ、反撃者にそれ以上の力をもってやられる感じに変化していますよね。
ぐだぐだ綴っていたら、回りくどくなってきたので纏めます。
相手を制するときは、突発的な考えで低能者に陥るなということです。
普通の人であれば、相手との力関係やことを起こした後のことなど、いろいろと考えてから行動します。
最終的に無益な行動で相手に報復の権利を許可するなということですね。