就職して働きだせば、当然個人の能力差によって出世が始まってゆきます。
そして、出世をすれば部下ができ与えられたメンバーで小さな経営をしなければなりません。
そこで問題になってくるのが人件費というわけです。
管理職まで出世すると重役の考え方ひとつで、残業に対する考え方が変わってきます。
それは、残業が悪なのが正義なのかです。
定義は大方4つでしょう。
A・その日の仕事は定時内に全て消化するため、緩急のある段取りを組み残業を発生させない(終始全力型)
B・その日の仕事が残った場合でも、定時に仕事を中断し翌日以降に先送りし残業を発生させない(時間遵守型)
C・その日の仕事を全て消化するために、少しの残業なら容認し翌日に仕事を先送りにしない(当日完了型)
D・怪我に気を付けるため緩めに仕事を行い、必要最小限の仕事しか行わないことを基本とし、残業は必要な時だけ行いその他は翌日以降に行う(突発都合型)
と、おいらは分けます。
ちなみにおいらはAよりのCのタイプの人間です。
Aは回り方見るととても忙しそうに見えますが、おそらく理想だと思われます。
仕事はくりかえりているうちに余裕が生まれるものです。
Aのように終始全力で行っていれば後半は余裕が大きく生まれるはずです。
Bを採用している上司が多いのではないのでしょうか。
単純に会社の上役の言いなりになっているとも言えますが(;^ω^)
ただ、仕事はどこでイレギュラーが発生するのかわかりません。
早い段階で時間的な余裕がなくなり仕事が溜まってゆくタイプです。
Cは中間管理職で多いと思います。
あと30分くらいでその日の仕事が完了するのなら容認できるそんな考えです。
翌日に仕事を先送りにしないという考えにもあっていますが、残業コスト面でも少なく済みます。
Dは怪我をしないという面では理想ですが所詮は理想です。
仕事が溜めってゆくばかりで、いずれ評価が全体で下がるばかりです。
チーム中に仕事の早い人がいれば、その人が知らないところで全部片づけているような感じになります。
チームや仕事全体を見れていないと思われ、上司としては考え方に問題ありです。
ということで、「残業=悪」と考えがちなのはBとDタイプの上司ですよね。
平成の間で仕事の定義というのが大きく変化したと考えられます。
その定義が統一されていないせいで人によってバラバラです。
会社の中で一人だけ突っぱねるのもかまわないのですが、早く確実な仕事の完了をモットーとした人なら許容できます。
自分勝手にだらだらと仕事をしているような人は、チームワークに亀裂を走らせるばかりです。
後半の仕事がきついということは、定時内にその日の仕事が完了できないということを示唆しています。
上司はいつ気づき、修正してゆくかですよね(;^ω^)
「残業=悪」という考え方については否定も肯定もしませんが、そう考えている人間性に問題があると思われます。
考えの押し付けは会社が目指す理想に近づけるのかを十分に検討してからにしてもらいたいです。
まずは、「悪」と考えている人が率先してAかCタイプで仕事を行ってもらいたいものです。
と、同級生数人に居酒屋に呼び出されて、こんな愚痴を聞かされたので、おいらの現状と照らし合わせてまとめてみました。
おいらの周りは、意外とAかCまたはA寄りのCが多いようです。
中には仕事量が多すぎて残業が必然的に発生している人もいました。
人事って難しい(;^ω^)