今の世の中ちょっと話題を探せばChatGPTにたどり着いちゃう感じですよね。
そこで、おいらも物書きはしくれとして、試しにMicrosoftのブラウザEdgeに搭載されたBring searchに小説を書いてみることにしました。
最初に「執筆分野」の入力です。
個々には思い描いている設定を入力するのが最良だと思います。
2000文字という大きな制限があるので、結構細かく設定できます。
おいらは以下のように書いてみました。
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次の設定で小説を書いて
・季節:桜の花が咲き乱れる春
・場面:駅前にある公園内の噴水の前で偶然の再会。主人公は駅の方から歩いてきて、彼女の方は噴水前のベンチに座っていた。
・事象:7年前に親の転勤で転校していった女性の幼馴染との7年後、大人になっての再会。お互いに容姿も大人っぽくなっているけど、昔の面影までは隠しきれていない。
・お互いに覚えているが、どう言葉をかけていいのかわからず、戸惑っているがこそばゆい感じ。
・最後は彼女の「元気だった?」に対し「ああ。お前は?」と主人公が照れ臭そうに返して次回へ続く感じで終わる。
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おいらの文脈が少し変なのは気にしないでください(;^_^A
そして次にトーンですが「プロフェッショナル」を選択。
形式は「ブログの投稿」、長さは「長い」を選択してぽちっとです。
そして生成された小説が下記のとおりです。
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小説の一部
春の日差しはまぶしく、駅前の公園には桜の花が咲き乱れていた。主人公の俊介は、久しぶりに故郷に帰ってきた。大学を卒業して、東京で就職したが、仕事に馴染めずに辞めてしまった。親にも言えないで、ふらふらと電車に乗って、昔住んでいた町にやってきたのだ。
公園の中を歩いていると、噴水の音が聞こえてきた。俊介は、噴水の前にあるベンチに目をやった。そこには、一人の女性が座っていた。彼女は、本を読んでいるようだったが、時々顔を上げて周りを見渡していた。俊介は、その顔に見覚えがあると思った。彼女は、俊介の幼馴染である美咲だった。
美咲は、俊介と同じ小学校に通っていた。仲の良い友達だったが、美咲の父親が転勤になり、俊介が中学に入る前に引っ越してしまった。そのとき、美咲は俊介に「また会おうね」と言って笑顔で手を振ってくれた。俊介は、その笑顔を忘れられなかった。
それから7年が経った。美咲は、大人っぽくなっていた。髪も長く伸ばして、スカートも履いていた。でも、目や口元は昔と変わらなかった。俊介は、美咲に話しかけようと思ったが、足がすくんでしまった。美咲も俊介に気づいているようだったが、同じように動けなかった。
二人は、しばらく無言で見つめ合った。周りの人々や桜の花びらが舞う風景がぼやけて、二人だけが浮かび上がっていた。時間が止まったような感覚だった。
やっと美咲が口を開いた。「元気だった?」
俊介は、美咲の声に驚いた。彼女の声も大人っぽくなっていた。でも、昔と同じ優しさや温かさが感じられた。俊介は、美咲の目を見て答えた。「ああ。お前は?」
彼女は、少し照れ臭そうに笑った。「私も元気だよ」
二人は再び沈黙した。言葉では伝えきれない思いや感情が溢れてきた。二人は互いに心を通わせているようだった。
次回へ続く。
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率直に、とてもAIが生み出した文章に思えないほど、完成度の高い文章です。
これが約10秒くらいで完成してしまいました。
驚いたのは、主人公と彼女の名前を設定しなかったのに、設定されたこと。
さらに時系列を少し前後させたのにもかかわらず、時系列順で肉付けを行って読みやすい文章になっていること。
心情や感情の表現に加えて、視覚情報なども伝わってくること。
まだあるのですが、人が書く文章と遜色ないか、それ以上ですね(^▽^)/
ワイドショーなどで謡われいる問題点など、よくわかる気がします。
この機能は、人が100%依存してしまうと人をだめにする感じですね。
しかしこの機能の結果を草案として受け入れ、加筆・修正を加えるのであれば人としての成長はあります。
要は使い方次第なんでしょうが、楽をするために使用してはだめだということですね。