総合商業施設「NEXT21」完成
三角錐型の屋根が特徴的な新潟市のランドマーク的存在のNEXT21.
1994年にオープンしたときは新潟県内のテレビ局はこぞってニュース番組で特設コーナーを作って報道していたのを覚えている。
おいら的にもすごい建物が完成したと、幼いながらも興奮したものだ。
とはいえ、そんなNEXT21にはゆく機会には恵まれなかった。
中学・高校と友達と電車で新潟市に遊びに行くも、新潟駅からは遠かったのです。
そして、おいらをはじめとした仲間内で、NEXT21に入っているテナントはブランドばかりで小遣い程度で行ってはいけない感じの流れがあった、
古町まで行くのには新潟駅からまっすぐ道なりに歩いて万代橋を超えて30分歩くか、200円の運賃(うろ覚えです)を払ってゆくかになっていた。
地方の学生にとっては、それすら厳しい感じで結局、10代のころには1度も訪れる機会はなかった。
免許を取ってからも1度も訪れたことはないNEXT21。
そのころには、新潟市郊外にNEXT21に行かなくても同じものを変えるお店が増え始めていた。
そして、ネット通販も勢いを増している時期だった。
現在、NEXT21がどうなっているかといえば、テナントはわずかで商業エリアは壊滅に近い状態だと耳にすることもある。
上の階はオフィスビルになっているため、そこからの賃貸料金で持っている感じたとうわさに聞く。
かつてはラフォーレ原宿が入っていたりとにぎわいもすごかったが、時代の流れは人の流れも確実に変えた。
自分の運転でNEXT21の前を通ることもあるが、静かな商業ビルというイメージしかわいてこない。
はっきり言ってしまえば巣たいだろう。
おいらなりに原因を探ってみた。
一番は、古町には大きな駐車場がなければNEXT21の駐車場を見つけにくかったのも要因だろう。
8年後の2002年にオープンした朱鷺メッセは駐車場を見つけやい。
なんか完成した時のことよりも衰退してゆく流れのようなものを中心になってしまいましたが、古町と言ったらNEXT21という声はまだ聴くことができるので、消失しないうちにとうにか盛り返してもらいたいものである。
完成時の半分の賑わいでもいいので、取り戻せたのなら、おいらは時間を作って訪れてみたいものです。