上司ははやりすべての仕事を把握しておく必要がある。

把握しきれない部分は、部下の信頼を得ることによって仕事内容を補う必要がある。

部下の信頼を得るということは、仕事上のコミュニケーションだけではなく、雑談などのコミュニケーションも必須。

さらに不平等を感じさせない程度に行う実行力が要求される。

これができて、部下は気兼ねなく上司に話しやすくなる。

そうしてようやく、仕事の段取りが組めるということ。

こんな話が我が社の中間管理職級の会議で議題になっていました。

まぁ、中間管理署といっても人それぞれで性格も様々です。

コミュニケーションに向く性格もあれば、そうでない性格もあります。

それはそれでいいのです。

出社したら「おはようございます」で始まり、退社時には「お疲れ様です」と、最低限その場にいる人たちには声を掛け合おう。

本社・支社にこんなこともできない人が増えていることに、あきれながら聞いていました。

挨拶のない現場に対し中間管理職が無対応というのが問題視されているのです。

探ってゆけば、一番初めの文章に戻ります。

結果、生産効率が下がり、仕事の進捗状況もつかみきれないまま、仕事を残してその日の業務を終了する。

残った仕事は翌日に持ち込まれるわけですから、翌日は朝からハードになるのが必然です。

始業と同時に時間が足りないという状況で作業を行っていては、クオリティの高い仕事なんて不可能です。

他の企業同様に行っている我が社の業務改善も、それ自体を改善しなければいけない時期に来ているのかなと考えてしまいました。

本当に必要なところに、改善のメスが入っていないという感じでしょうか・・・。