改革という漢字を使ってみたくなったTKCです。
特に大きな意味はありませんよ(;^_^A
政府でも企業でも効率よ良い作業を目指すために行う改革。
一般的には改善といったほうがいいのでしょうか。
しかし、日本人が行う改善は目標と理想がごちゃ混ぜになっていることが多いのが現状ですよね。
要は、トップが明確に誰でも目指せる改善目標を見誤っているのです。
そして、重役会議で概要を決め、現場に詳しい説明もなく押し付ける。
最初の1年はその目標に向かって動き出せますが、大抵の場合は1年も過ぎれば緩み次第に頓挫してゆきます。
それはなぜか?
重役会議なんて所詮は現場を知らないからです。
事実、売り上げを作っているのは重役ではなく現場ですよ。
さて、では、どうすれば効率よく改善を行えるのか。
現場の意見を重役が総括し、現場がある程度納得できる改善ポイントに組み込む。
急激な改善をしようとせずに、まずは意識改革をそれなりの時間をかけて確実に行う。
上記ができないようなら、莫大に投資して機械化すればいい。
企業の改善は二択ですよね。
人件費削減と機械化。
人間味と無機質性。
そのケースにもよりけりです。
最終的に判断するのは、お金を支払う客です。
目の前になくても目に見えるものに対して、どう感じ価値を見出すのかという客の選択は、企業にとって苦しい選択ですね。
そんなことに対して後で緩むような改革は改革とは言えないでしょうね。