安倍元首相、応援演説中に銃撃される 2022円7月8日、安倍晋三元首相が奈良県内で応援演説中に銃撃され帰らぬ人となりました。 まず、そのことに対してご冥福を申し上げます。 銃規制が厳しい日本社会においてこのような事件自体が起きることがおかしいのですが、これが今の日本の現実なのでしょう。 この事件に対してコメントを出している政治家のほとんどが「民主主義における日本において選挙期間中にこのような事件を起こしたことを許さないと」と強い口調で言っていますよね。 言行を蛮行でねじ伏せるような手段を実行した犯人ですが、計画的犯行または追い詰められた精神状態の人であれば時間や場所・その時の事象なんて関係なく全て自分の犯行を実行しやすい場所を選ぶ、それだけだと思います。 平成という時代の政治を見てみましょう。 みなさんの思い、つまりは国民の思いや考えは国会や政治に届いて反映されていましたか? 全てが届くことは不可能なので1つでも2つでも届いていたでしょうか? 正直、自分は届いていなかったと考えます。 今の選挙って、候補者がしたい公約に賛同して投票する形式が根幹なので「皆さんの意見を国会に届けます!」と訴えているような政治家を私はあまり信用してはいません。 まずは当選したら一つでも公約を実現させてと、自分が投票した人を見守っています。 本来なら、この候補者にこういうことをしてもらいたいと書いて投票するべきだと考えますが、脱線したので話を戻しますね。 平成に入ってからITが加速的に整備され充実し、誰でも簡単に世界中から情報収集が可能になり、また世界中に発信できるようにもなりました。 という事は、当然のように善行も悪行も情報を集めるのに簡単になったわけです。 最近では3Dプリンタが普及し始め、ブローチやコップなどの一般的なものから家まで作れるようなものまであります。 更には精密機器に特化した3Dプリンタも存在し、銃の部品なども作れたりもするそうです。 そしてネット上から設計図などを入手すれ誰でも簡単に銃を製作ができる。 つまりは、高額なお金を払って暴力団や右翼から銃を買わなくても、手作りの銃を一般人が持つことができるわけです。 あとは、そういった知識を、その時の事情・思考・感情をした人の使い方次第です。 今回の件においては最悪な形となり、残念ならが犯人の目的が達成されてしまいました。 犯人の動機はこれからの捜査で判明してくることでしょうけど、模倣犯や犯人の仲間がいないことを願っています。 覚えておかなければならないのが、誰でも銃を持つことができる手段を持っているという事です。 届かない思いや声を、銃という蛮行または暴力で表明する。 もしかすると今後の日本は、こういった犯行が増えてくるのかもしれません。 |