そんな気がしてならないTKCです。

社会人になれば、どんな職種であってもお客様相手に仕事をするわけですから、ニーズに答えなければいいけないという気持ちになりますよね。

ニーズとは集団心理を指すひとつの意思表示だと捉えているわけですが、ではエゴはどうでしょう?

エゴとは個人が抱く考えや思想ですよね。

よって「ニーズ=エゴ」とはならないわけです。

会社に寄せられるお客様の声や意見というのは、いわばエゴであってニーズではない。

同じエゴを抱く個人の声や思想が集まって、初めてニーズとなり得るのですから不特定多数のお客様を相手にする会社はニーズに答えればいいだけの話です。

全てのエゴに答えていたら、売上が確実になくなってしまいますしね。

エゴに答える形として現存しているのが個人注文という形です。

エゴを求める人は個人注文をすればいいのです。

お客様主義という言葉が20年くらい前から主流となっていますが、解釈間違えている人が多いようです。

おそらくクレーマー仕分けされてしまったいる人の8割近くが解釈を間違えている人だと思います。

クレーマーの大半はエゴが強い人です。

そうでない人の中にも「ニーズ=エゴ」という考え方をしている人が増えています。

もしかしたらオイラもそうかもしれませんが、みなさんはどうでしょうか?

双方が気持ち良い取引をするためには「ニーズ=エゴ」ではなく別個という考えで対応するのが一番です。