日本最古の神社に行ってきました。
諏訪湖~諏訪大社めぐり
諏訪湖は、長野県中央の諏訪盆地にある長野県最大の断層湖です。
諏訪大社とは古くから関わりがあり、特に冬に湖面が結氷すると氷の膨張で亀裂が走り、山のように盛り上がる現象「御神渡り」が有名です。諏訪大社の神話「男神が女神のもとへ渡った跡」といわれます。
湖を一望できる絶景スポット「立石公園」より諏訪湖を望みます。あいにくの曇り空でしたが、迫力ある大きな諏訪湖が眼下に見えます。
中央道岡谷ICより約15分にて、下諏訪町にこんもりとした森が現れます。
諏訪大社、下社秋宮に到着。
諏訪大社は諏訪湖周りに、上社の前宮と本宮、下社の春宮と秋宮の四社からなります。
今回は、下社の秋宮と春宮を参拝&見学しました。
諏訪大社は古事記にも登場する日本最古級の神社で、全国約25000社ある諏訪神社の総本社です。
本宮、春宮、秋宮は本殿を持たず、ご神体は自然信仰の形をとり
本宮=守屋山 春宮=杉の木 秋宮=イチイの木と、自然のままのご神体です。
日本古来の神話を背景とした自然崇拝は、最古の神社としてすがすがしい雰囲気が漂います。
ほんと、境内に一歩踏み入れば空気は変わり、身が引き締まる感覚になります。
諏訪大社下社秋宮
神楽殿
神楽を奉奏し祈願をするところ。2代目立川和四郎富昌により1835年に完成しました。しめ縄は長さ約13m、重さ500㎏とビックです。
両脇にある狛犬は青銅製では日本最大といわれています。国の重要文化財です。
幣拝殿
神楽殿の奥にあり、拝殿は二重楼門造りで左右の建物は片拝殿。
1781年初代立川和四郎富棟によって落成。
国の重要文化財です。
諏訪大社で行われている、最重要神事の「御柱祭」は1200年以上続いています。
七年に一度、寅と申の年に、御柱と呼ばれるモミの大木を諏訪大社の社殿の四隅に建てます。16本のモミの木は樹齢150年、17m以上の大木が使われます。
御柱
諏訪大社、下社秋宮の歴史ある社殿を見学し、清らかな空間に身を置きリフレッシュできました。
続いて、下社春宮に向かいます。