秋の夜長② | MASAのつぶやき

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風に吹かれて根無し草

 

最近、本はネットでの購入が多くなってきましたが、

やはり、本屋へ行って本を手に取り、実際にページを括り

冒頭部分を読んでみることです。

10ページ近く読めば面白いかどうか分かるものです。

しかし、街の本屋がどんどん消えていきます。

今年の夏には行きつけの本屋が閉店となり、

また、名古屋・今池での飲み会の折、居酒屋近くの

老舗の本屋も今回1年振りに訪れたらauの店舗になっていました。

そして、暇があればブラっと行っていた"ブックオフ"も閉店してしまいました。

もう、唯一イオン内にある本屋しかなくなってきました。

 

そして、「ルージュ 硝子の太陽」とともに購入してきたのが、

「龍馬史」「わが心のジェニファー」です。

 

磯田道史著 「龍馬史」  文藝春秋

坂本龍馬

慶応3年(1867年)11月15日 

京都・近江屋で中岡慎太郎とともに暗殺される  享年33歳

 

歴史家 磯田道史氏による斬新な切り口による"龍馬史"

龍馬を知れば幕末が分かるとの語り口で、

龍馬暗殺の背景・犯人像にも迫る書です。

秋の夜長、ゆっくりと読んでいきます。

 

 

もう一冊は、浅田次郎著 「わが心のジェニファー」 小学館

 

「地下鉄に乗って」・「鉄道員」・「壬生義士伝」など著作多数のベストセラー作家です。

エッセイ「勇気凛凛ルリの色」のなかで浅田氏の経歴が書かれていますが、

波乱万丈の人生経験があり、競馬評論家であり、元自衛隊員であったり、

バブル期は危ない生業で富を築いたり等、自称"極道作家"と言う通り、

人生の裏表を知り尽くしています。

"浅田次郎"は何度も何度もボツになった小説の主人公から

ペンネームにしているそうです。

この豊富な経験・見識が活かされ、氏の小説は味わいがあり心打たれます。

 

秋の夜長

「わが心のジェニファー」もゆっくり読みたいと思います。

 

私の外出用文庫本カバー

はさみ変え不要のしおり スワンタッチ

とても重宝しています