航空自衛隊で唯一のテーマパ-ク「浜松広報館エア-パ-ク」が航空自衛隊浜松基地内にあります。
東名高速道路浜松西インタ-より約10分と交通アクセスもよく、駐車場も広くとても便利です。
浜松基地正門とは入口は別になっており、浜松広報館入口より入ります。
当日、駐車場には関東圏・関西圏ナンバーの車が多く人気の施設のようです。
1999年に設置され、国内唯一の航空自衛隊の広報館・博物館施設です。「見て・体験して・楽しむ」をテーマにしており入場料は無料となっています。
施設構成は展示資料館(1F~3F)・全天周シアタ-・展示格納庫・屋外展示/館外施設・体験展示・ミュージアムショップ/カフェコ-ナ-と充実した施設となっています。
画像お借りしました
先ず、展示資料館1Fから見学開始です。
展示資料館1Fは航空自衛隊の部隊構成や主要な装備・任務についての展示です。
入口はいってすぐにある、F-2戦闘機。
F-1戦闘機の後継として開発されました。F-16をベースに大型化された戦闘機です。1995年に初飛行、2000年から部隊配備を開始。2011年まで98機が製造されました。このモックアップ(模型)は実機と同サイズの合板製。
F-1戦闘機
三菱重工が製造した戦闘機で、1975年から1987年までに77機が製造されました。F-2の配備に伴い、2006年までに全機が引退しました。
展示資料館2F
航空自衛隊が保有する装備品や航空機・ミサイル各種の模型などの展示があります。
自衛隊機の模型展示
アンサルドSVAー9
第一次世界大戦でイタリア軍が使用した偵察機(レプリカ)
零式艦上戦闘機(ゼロ戦)
正式名称は「三菱 A6M零式艦上戦闘機」
旧日本海軍の主力戦闘機。三菱重工製造の貴重な実物機です。
初飛行 1930年4月
採用年 1940年 皇紀2600年にちなみ「零式」と命名
※当時としては驚異的な航続距離(約3000キロ)と運動性能
※機体が軽量で旋回性能が優れており、格闘戦で無敵を誇った
※太平洋戦争初期では米軍機を圧倒
しかし、軽量化のため防弾装備は皆無で、燃料タンクも防爆仕様でなく、被弾すると炎上しやすく、徐々に米軍の新鋭機に性能で劣るようになってきました。
1941年12月の真珠湾攻撃での主力戦闘機で、圧倒的な戦果を誇りました。1945年の終戦時においては特攻機として多数使用され、悲しい末路でした。
展示資料館3F
政府専用機の実物の内部やフライトシミュレーターなどがあります。
政府専用機(ボーイング747・ジャンボジェット)
初代政府専用機は解体され、浜松基地に寄贈。
貴賓室
記者会見室
フライトシミュレーターで操縦体験ができます。
展示資料館1F~3Fをゆっくりと見学。展示内容が豊富で航空自衛隊の認識を新たにしました。
続いて、実物の戦闘機がたくさん展示してある展示格納庫へと向かいます。
つづく