変革期の混沌と痛み | kazuのブログ

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目に見える世界は、次々と浮かんでは消え行く空を流れる雲のようであるが、その背景には、目には見えない風の流れや温度などの複雑な要素が絡み合う・・・

 

多分西欧社会においては、先の投稿に述べた問題の深刻さは日本以上に深いのだ。同様に深刻な問題を抱えているのはフランスだけでは無い。他国でもそれぞれに問題が噴き出してくることだろう。

日本でも今まで見なかったような事件・事故が拡大しつつあることは、近頃のニュースを見ての通りだ。でも日本人は穏やかで無頓着な分、西欧圏世界よりも激しい事にはならないのかもしれない。

しかしながらその無頓着さは、戦闘を継続するウクライナに対してアメリカに言われるままに人道的支援という善意を装った資金・物資の提供を行った時点で、間接的ではあるがロシアに対して宣戦布告をしたのに等しいのだという現実認識を鈍らせているようだ。

私たちが行った行為は、第三次世界大戦へと自ら一歩踏み込んだのだという事にどれ程の人が気付いているだろうか?

全力で戦っているロシアからの核ミサイルによる報復が、いつ帰ってきてもおかしくは無いのだという事に・・・。

日本人の命は今、ロシアの賢明さに委ねられているのだ。

 

観点を変えて今、この変革期を出来るだけ穏やかに通り過ぎるためにはまず、それを望まず破壊・混乱・戦争を望む戦争利権者の世界的画策による背後からの焚き付けに、乗せられないことである。

その為に最も重要なのは、社会の中のあらゆる相対立する立場に置かれた者同士が、それぞれの立場において抱えてきた苦悩を、互いに認め合い理解し、そして許し合うことだ。

それこそが、私たちの中に深く植付けられた『分離感・恐怖』という、正に彼らが私たちを操作・支配する為に使っているこの糸口を、永遠に消失させることになるからである。