私たちを覆っていたベールは剥がされた。
熱く差し込む陽光は、私たち自身の心の深層に封印されていた恐るべき怪物を浮かび上がらせる。
そしてその陽光は、まるでドラキュラの映画のように、それを焼き尽くすだろう。
間もなく外界に現れるその怪物は、実際には自らの写し鏡でもあり、それは私たち自身なのである。
これがそれぞれにとっての光への登竜門だ。
ここ通り抜けて後、私たちは今までリアルと感じてきた外界が、実際には幻であったのだと言うことに気付き、そして自らのハート(愛)の中にこそ、それぞれの人生の真実があるのだという事を見出し始めるだろう・・・