自立に向けての正念場 | kazuのブログ

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目に見える世界は、次々と浮かんでは消え行く空を流れる雲のようであるが、その背景には、目には見えない風の流れや温度などの複雑な要素が絡み合う・・・

私たち人類は今、自立の時を迎えている。 

これまで私たちは母親の胎内にいて、生まれ出るその時まで大切に守られ育まれ準備されてきた。 そして私たちは、それぞれの真実の歩みへの理解力(覚悟)に沿って、胎内にいた時には知りえなかった、新たな未知の外の世界(光)へと生まれ出ようとしている。 

 

そこには開放の喜びと共に様々な危険(闇の側面)をも待ち受ているからだ。 

生まれ出たらもはや胎内に逃げ帰ることは出来ない。 

そこでは、自らの命の営みに対する信頼(託し)こそが、私たち自身を支える。 決して、それらと戦う、と言うことではない。 ただそれを知る(理解する)、というだけである・・・ 

 

また、私たちが拠り所とすべきは、外に見える果てしなく分割された事象ではない。 外に見出す事象は、私たち自身の思い込みや錯覚、幻想などが反映された総計なのであって当てになどはならないのである。

 私たち自身全てのハートの裡に共有している命こそが、それぞれが拠り所としえる真実なのであり、さすればそれぞれの人生は主体的となり、誰もがその主役へとなり得るのである・・・