なぜ、今になって自治区の議論をしているのだという声は本当にたくさんいただきます。


住所が変わることが分かりながら、合併協議の際に自治区と住所を連動させる方式をとったのかは、理解に苦しみます。実は、自治区を設置をしても住所に自治区名を入れる必要はなかったのです。住所表示の問題は合併時に解決をすべき事であったと私は思っています。


自治区の廃止によって住民に負担がかかることを分かりながら、当時の町村長、町村議は指摘をせずに先送りにしたということです。



それと、自治区は、平成20年から30年までの宇陀市総合計画に廃止と明記されています。
総合計画は自治体の経営方針を決める一番の基本で、市議会にも承認を求めていたはずです。
そのなかに、廃止が明記をされておりながら、そのことを誰も指摘しなかったということです。
総合計画は、地域協議会にも諮られました。地域協議会の方々も何も言わなかったのでしょうか。


きついいい方ですが、その当時の市議と地域協議会委員をされていた方は何をしていたのかと思います。
残念ですが、議会も地域協議会も地元への利益誘導には、関心を持ったけれど、自治については、本格的な議論をせずに平成20年の段階で地域自治区廃止への道筋をつけていたということです。


実際に宇陀市総合計画にはこのような記載があります。

市民の協働と参画の促進
・地域自治区や地域協議会の解消後は、市民との協働による新たなまちづくりへの参加の機会として、
市民主体のまちづくり組織の設置を検討します。

http://www.city.uda.nara.jp/plan/pic/master-plan/14d3d6.pdf
3ページに記載があります。


議員になった後、このことを正したことがありますが、その当時は、地方自治法に基づく地域自治区設置も含めて検討しますとの答えでしたが、文章をどう読んでも自治区廃止としか読めません。
極端な話ですが、総合計画をもとに、住所表記の変更すると市長が宣言をして議会閉会中に専決処分をしても何ら対抗策がありません。議会はすでに総合計画を承認をし、自治区廃止についても承認をしているのですから。


地域協議会については、一度解消をし、ゼロベースで再構築すべきです。
議会についても、本会議、採決、一般質問、すべての委員会を公開すべきです。

徹底した公開と徹底した住民のチェックにさらす必要があります。
今回の議会から本会議の採決を含めての全面公開が検討されておりましたが、議会運営委員会で反対をされ、従来通りの公開とされました。

自治会制度についても、一度再構築を考えてもよいと思います。


自治区廃止へと向かう今しかできない議論があるのです。
本来ならば合併当時に議論すべきことが何もされてこなかったのです。


私は少なくとも議会を変えろという民意に押されて議員に選ばれたと思っています。
一般質問では、自治についての質問と提案を行います。

現状の責任を取らない議会を、説明責任を果たし、責任をとる議会へ。
その議会のもとで、なんでも通ると思っている行政へ。
論戦を挑みます。

いよいよ今日から9月定例会が始まります。

地域自治区についての議論が始まります。明日の総務文教委員会と一般質問を通じて本格的な議論になるでしょう。

 

是非、傍聴にお越しください。

 

宇陀市議会 平成22年第3回定例会

日次
月日
曜日
会議
開始時刻
備考
第1日
9日
本会議(開会)
午前10時
議案上程、提案説明、質疑、討論、採決
第2日
10日
委員会
午前9時30分
総務文教常任委員会
第3日
11日
休会
   
第4日
12日
休会
 
第5日
13日
委員会
午前10時
産業建設常任委員会
第6日
14日
委員会
午前9時30分
福祉厚生常任委員会
第7日
15日
休会
   
第8日
16日
本会議(2日目)
午前10時
質疑、委員会付託、
一般質問
第9日
17日
委員会
午前10時
予算審査特別委員会
第10日
18日
休会
   
第11日
19日
休会
   
第12日
20日
休会
   
第13日
21日
委員会
午前10時
決算審査特別委員会
第14日
22日
委員会
午前10時
決算審査特別委員会
第15日
23日
休会
   
第16日
24日
本会議(3日目)
午前10時
一般質問
第17日
25日
休会
   
第18日
26日
休会
   
第19日
27日
休会
   
第20日
28日
本会議(4日目)
午前10時
(一般質問)、委員長報告、質疑、討論、採決
第21日
29日
本会議(予備日)
   
9月定例会に向けて一般質問を作っています。
今回は、出たとこ勝負の前回とは打って変わって事前に打ち合わせをするようにしています。


質問は
人事採用について
広域連携について
自治制度の改革について

の予定です。長期ビジョンに基づく市政運営を行うための提案を盛り込みます。
市政に携わるようになって、余りにも短期的なスパンで市政運営がなされていることへの危機感が募るようになりました。

市長が常々おっしゃっている10年後には職員300人体制も20年スパンでみると相当違う景色が見えます。私たちの仕事は市民の福祉の向上に努めること、数十年のスパンで宇陀市が永続する仕組みをしっかりと作ることであると考えています。

前向きな議論をすべく、頑張ります。