6年生の読み聞かせ「島ひきおに」
こんにちは。先日、今年度最後の小学校読み聞かせボランティアに行ってきました。担当は6年生。「島ひきおに」を読んできました。Amazon.co.jp: 島ひきおに (絵本・日本むかし話) : 山下 明生, 梶山 俊夫: 本Amazon.co.jp: 島ひきおに (絵本・日本むかし話) : 山下 明生, 梶山 俊夫: 本www.amazon.co.jp(絵もすごく良い)この絵本を初めて借りて読んだときは号泣、2回目も、3回目も泣いてしまったのですが(何回も借りてる)この度泣かずに読み聞かせすることが出来ました。最近気づいたことがありましてね。こういう感動して泣いてしまううような本を、読み聞かせに使おう!と決めるじゃないですか。決めたら、読み聞かせの際の前口上と、読後の一言を考えるんですけどその時にかなり物語を冷静に分析するんです。分析と言ったら大げさだけどその物語の成り立ちや由来や作者のことを調べ、ひいてはこの「島ひきおに」でいえば、「なぜ読後感がこんなに切ないのか?」を探るために物語を切り分け、対立構造を比較し、一旦言葉にしてみるのです。それから小学生に伝えたいことを取捨選択したり言葉を選んだりして決めていきます。そんな作業をしていると、物語に対する理解が深まるとともに涙が止まります。感動が薄れたわけではありません。物語の外側にいて物語を「語られる側」から「語る側」、内側に入っていく感じです。いや読み聞かせでそこまでする?って気もしますけど面白いので進んでやってます(笑)すっごい長い考察の文章ができあがります。それを小学生むけに、しかも読み聞かせの前後合計1分か2分くらいの話に落とし込むわけですよ。しかも現場で読んでいて「あ、ここまでの話は要らなそうだね…」って空気も感じ取れますのでしゃべろうと思ってたこと、全く語らずに去ることもあります。しかし、それもまた良し。いつかこの深さに気づいてくれたらいいさ…と思いながら去ります。改めて思いますが、「好き」を原動力にすると、とんでもないパワーを発揮するもんですね。仕事においてこのパワーを発揮していたら、今とまったく違う世界を見ていたと思う。しかし、そううまくいかないのが人生だというわけで終わります。