先日、目撃した車の事故について書いています。

 

事故の話を読むと過去の似たような出来事を思い出すことがあります。

 

思い出しそうな人は読むと辛くなることがあるので、それ私だ、

と思ったら今はスルーしてください(気になったら昇華してから読んでみて♡)。

 

それでも読み進めて、もしなにか出てきたら

「あ~、あのとき嫌だったのに我慢して平気だって思おうとしていたなぁ」などと

自分の気持ちに手を当ててお手当してみてください。

 

それでもうわぁ、となるくらい出てきたら、

誰かに「『とにかくそうだったんだ、そうだったんだね』と言って聴いて!」と言って

聴いてもらってください。

 

*~*~*~*~*~*

 

昨日、L(仮免)の娘が運転していた車(私が同乗)の3台前の車に、反対車線から来た車が

 

クルッと回ってUターン

 

の形でつっこみました。

 

まず、突っ込まれた車からお母さんと娘さん2人(11歳と8歳くらい)が出てきて、次女ちゃんが声を出して泣いていて、長女ちゃんはフリーズ状態。

 

お母さんは「大丈夫よ、大丈夫。誰も怪我していないし、全て大丈夫だから、安心して」と何度も娘さん二人に言っていましたが次女ちゃんは泣き止まず。

 

私が、「怖かったよねぇ、びっくりしたよね? ドーンとなって体が揺れたりして、怖いよね~。どこか痛いところはある?」と訊いたら、次女ちゃんが「胸が痛い」といい、お母さんがすかさず「だからシートベルトをするのが大事なのよ」。

 

エアバッグが出ているのをみて胸が痛いのはエアバッグのせいかな?と思い確認のために「誰か助手席に座ってた?」と訊いたら次女ちゃんが「座っていなかった、私とおねえちゃんは後ろに座ってた」と言ったらお母さんが「だから後ろに座るのよ。ね、これでわかったでしょ?後ろに座ってたから安全だったのよ」と付け加える。

 

お母さんもパニクってるなぁ、と思い、お母さんにも「大変だったよね、ショックでしょ、身体は大丈夫?」と訊くと「大丈夫、ありがとう、夫に電話するわ」と子どもから離れて電話し始め、その声は震えてて涙声。

 

娘さんたちはもちろんまだショック状態。

 

わたしはずっと「怖かったよね、ショックだよね、びっくりしたよね。of course you are scared, of course you are shocked, of course you are surprised」といま感じているであろう気持ちを何度も何度も「いいんだよ、それを感じているってことをないことにしなくていいんだよ」という気持ちでいい続けました。

 

そうしたら5分ほどで落ち着き、お母さんも戻ってきたので目撃者として必要だったら連絡して、と電話番号を渡し、さろうとしたところに今度は突っ込んだ車の運転手が車から出てきました。

 

それまでに、わたしたちの車の前2台の運転手がどちらも男性で一人はその場の交通整理を始め、もう一人が警察に電話をし、突っ込んだ車の運転手と少し言葉をかわして「どうも雨で道が滑りやすく、スピンをしたらしい」ということが聞こえていました。

 

運転手の女性が出てきて震えて泣きながら「I'm sorry, I'm so sorry」と言っているのを聞いて女性に「身体は大丈夫?びっくりしたよね?」「Baby on Boardのサインが車に貼ってあるけど、子どもは乗ってる?」と確認し(乗っていなかった)、子どもたちにしたように何度も何度も声をかけたら「hug me」や「手が冷たくて…」というので、ハグしたり手を握って温めたりし、「誰か迎えに来る?」と訊いたら「夫に電話をして夫が向かってる」と話していたら夫氏が到着。

 

夫氏は女性をハグしつつも、ショックでパニックになっていたようで「どうなったんだ?何が起こった?」と訊き、わたしがかいつまんで説明したら「相手はどこ?」と訊くので「あそこにいる子どもと女性」と伝えたら、まだ泣いていて震えている奥さんを置いて事情を聞きに行こうとするので、「彼女も一緒に連れて行って。一緒にいてあげて」と伝え、わたしも一緒にそちらに移動し、「わたしはそろそろ行くね。何かあったらさっきの電話番号にかけて」と言ってその場をさりました。

 

後続の車に乗っていた初老の女性も落ち着いた声で全員に「車はモノだから。みんなが無事で良かった。大丈夫、心配しないで」と声をかけていて、子どものお父さんやおばあちゃんも到着していたので、安心して去りましたが、こういう時にかけられる声「大丈夫」「心配しないで」「このくらいですんでよかった」は、人によっては逆に落ち着かないかも、というのを身にしみて感じました。

 

私自身は単なる目撃者でしたが、目の前で起きてぶつかった振動を感じたと思ったくらい衝撃的だったので、私も声をかけながら自分に言っていた部分もあって目がうるうるしちゃったくらい。

 

大丈夫じゃない、というのを体感しながらそこにいました。

 

そして、大丈夫じゃない時に大丈夫だと言われる、大丈夫だと思おうとすると辛いだろうなぁ、と思いました。

 

車がぐしゃっと凹み、エアバッグが出る衝撃を受けて「大丈夫だと思うおうとする」と、他の「大丈夫じゃないこと」も「大丈夫だと思おうとする」だろうな、ということは「これくらいあれに比べたら…」と麻痺させることでいくつ未処理の「大丈夫だと思おうとする大丈夫じゃないこと」が今後増えていくんだろう、と思うと、子どもたちが、そして運転していた人(両方の車)も、「あれは本当にびっくりした、大丈夫だと思おうとしたけど、それでも体が震えるくらいショックを受けた」ということを人に言えなくても自分に対してだけでも出せるといいなぁ、と思っています。

 

*~*~*~*~*~*

 

私がときおり混ぜた「of course...」というのはサラ・ペイトンさんのワークショップや「Your Resonate Self」から学んだ温かな言葉。

 

「あなたがそう感じているということは、もちろんあなたはそう感じているし、そう感じる状況だった。もちろんそう感じていいのよ」

 

大丈夫じゃない時に大丈夫と言われて、落ち着くように言われても落ち着けないのです。もっというと、ショックを感じているのが悪い事のように感じて自制しようとするとその時のショックな気持ちの行き場がなくなり、消化できなくなるので出したほうがよいのです。

術後3~4週間で運転してもいいよ、

と言われて3週間後から運転もできちゃっているくらいなのですが、

痛みがまだあることがとても気になる…。

 

しかも、左の卵巣あたりが鈍いけど強い痛みがあって、

なにかに熱中していると忘れることもあるけど、

基本的に痛いので前かがみになって、

そのせいで今度はその後ろの部分の腰も痛くなる、という悪循環。

 

また痛み止めを1錠(大人2錠のところ)飲んでいます。

 

まだ痛みがあること、そしてこの痛みは最近強くなってきているので

3月2日(月)に術後6週間の検診を予定していましたが、

メールを送ってもっと早く受診するのと予定通りなのと

どちらがいいのかを尋ねたところ明日(2/27)受診することになりました。

 

そんな不安な気持ちでいたところ、

こちらのブログ

の方からフォローリクエストをいただき、ブログにお邪魔したら、

手術方法は違うようですがこの方も私より少しはやめに

子宮摘出をしていて、術後2ヶ月でも痛いと書いていらっしゃったので、

痛くてもおかしくないのかも、とちょっとホッとしました。

(こうやって記録を残しておいてくれると読んで気持ちが落ち着くので

私も誰かの役に立つかも、という気持ちもあって書いています。

そしてきっと何年後かに自分でも読み返すウインク

 

これで明日の受診もあるし、一安心できるはず。

 

明日は痛み止めを飲み続けていてもいいのか、

なども訊いてみます。

 

私の傷跡は塗っていない(医療用ボンドみたいなもので処置

したんじゃないかと推測)ので、医療用強力テープが

はられていて、まだ剥がれていないので、きっと明日は

それを剥がされるんじゃないかと思うと、テープ無しで

わたしの傷口が開かないか、とハラハラドキドキしています。

 

退院時に「術後4週間以降に剥がれた場合は多分大丈夫だけど、

とりあえず医師に連絡して。4週間より前に剥がれたら貼り直す必要が

あるかもしれないのですぐに連絡して」と言われていたので、

もういつ剥がれても剥がしてもいいんじゃないかと思うけど、

ブランケットを持っていないと落ち着かない子供のように

テープにすがりたいような気もする私滝汗

 

 

 

 

 

子宮全摘手術を開腹で受けました。

術後21~25日目は痛み止めを飲まずにいて、

ときどき痛みを感じたり、

腸が動いている時に「ウッ」という感じの痛みを感じていたのですが、

いい感じに痛みがなくなっていました。

 

このままもう術後の痛みでは薬を飲まなくても

大丈夫かな、と思っていたのですが、

術後26日目の昨日、まる一日とある講座に参加していて

ほぼずっと座っていたので、シクシクと痛みが始まり、

さらに丸一日たった今でもときどきズキンと痛みを感じています。

 

無理は禁物ですね。

 

ずっと座っていると、切ったところ

(卵管なども切っているのですが、

そのあたりじゃないかと思われるところが

痛い)

にその上にある臓器の重みがかかるからか、

痛くなることがわかりました。
 

もう少しの間は、もっとゴロゴロ寝そべる時間を

持ったほうが良さそう。

 

早く痛みから開放されたい~。

 

でも、手術を受けられたことには感謝しているし、

手術が成功したこと(ってあまり失敗は考えられないけど)

腕の良いお医者さんに書かれたことにも感謝しています。

 

きっと1年後には、感謝しかない、と思う。

(知人から1年位たまに痛かった、と聞いたので、

とりあえず1年後を設定してみた♡)

子宮全摘手術を受けました ①

 

子宮全摘手術を受けました ②

 

子宮全摘手術を受けました ③

 

子宮全摘手術を受けました ④

 

子宮全摘手術を受けました ⑤

 

子宮全摘手術を受けました ⑥

 

術後の痛みについて。

 

これまでも少し書きましたが、

まず「手術直後に痛みを0~10で表したらどのくらい?」

と聞かれます。

 

この数字と痛みの関係がわからないまま、

術後は痛み止めが効いていても3~4、

手元の痛み止め点滴ボタンを押すと2~3

という感じでした。

 

点滴が取れて経口服用薬のみになってからは、

1~2、調子が良いとほぼゼロ、な感じでした。

 

術後1日目に家族が来た時に

「数字で言ってるんだけどその基準がそもそもわからない」

といったら娘が調べてくれて、

0 無痛

1 ほとんど気にならないくらいの痛み。何かに没頭していれば気にならない、または時々痛い

2 痛くて何かをしていても痛みがあるが他のことが出来る、頻繁又は常に痛い

3 痛くて他のことをしていても気をとられるまたは常に痛いが痛みに慣れるくらい

4 強い痛み。蜂に刺されたり歯痛のような気をそらすことが出来ない痛み。

5 痛みが常にあって、痛みに気を取られる。

6 痛みが他の感覚を感じさせないくらい

7 6と同じだが一人でいられない。誰かにお世話してもらう必要がある。

8 痛みでクリアに思考できない (術後すぐの私、これだったな…)

9 あまりの痛みに副作用など考えられず痛み止めまたは手術をお願いするくらい

10 痛みで気を失いそう 

というのを見つけました。

https://www.affirmhealth.com/blog/pain-scales-from-faces-to-numbers-and-everywhere-in-between

 

検索するといろんなのが出てきて、基準が若干違っているのもあるので、数値で訊くのは

とりあえず痛みがあるかどうか、

本人は10をマックスとしてどのくらいだと思っているのか

を確認しているだけかな、と思います。

 

入院中はたくさん薬を飲んでいたのでほぼ0.5くらいでしたが、

前回書いたように退院した日に座っている時間が長すぎて

体内で内出血したこともあり痛みが増しました。

 

退院が術後4日目の1月24日(金)で、

その日はendoneを午後3時、9時、

翌日と翌々日も午前9時、午後3時、9時と

1錠ずつ飲んでいて、

1月26日からは同じ時間に半錠ずつ飲みました。

 

1月28日からは痛い時だけ飲むようにして1日2回くらいに収まり、

昨日の1月30日は1回だけ半錠飲みました。

 

術後10日目の今日も午前6時、正午、午後6時、深夜0時に

パナドール2錠を欠かさず飲まないと痛みを感じます。

 

帝王切開や以前に開腹で子宮全摘手術を受けた友人に

いつ痛みがなくなるかを聞いたら3~10日、

ときどき動きによって引き連れるような痛みが最後まであって

完全に痛くなくなるのは長い人で1か月、だったので

そろそろ痛みがなくなると思っていましたが、

帝王切開の友人は若いころだし、卵管等を切ってない

ことが関係しているのか、まだくしゃみをするのが怖いし、

咳をしても痛い滝汗

怖くて一度も思い切り笑ってないし。

 

だからまだ痛み止めは飲み続けるだろうなあ。

あ、endoneは卒業したのでパナドールだけですが。

 

ちなみに病院内で飲んでいた痛み止めは

パナドール(アセトアミノフェン 500mg x 2錠) 

ボルタレン

トラマドール Tramadol

 

で、他に飲んでいたのは

抗生物質と

便秘薬のMovical。

この便秘薬はお腹が痛くならないタイプでした。

でも腸内で動くものがあるとお腹が痛くなります。

 

手術で切ったところに触れると、なんだと思います。

切ったところじゃないところに動き切れば痛みはなくなるので

腸が動いていると時々うっと体がこわばるくらいの痛みがある、と

いう感じです。

これはパナドールを6時間置きに飲んでいて便秘薬は飲んでいない今も同じ。

他には血栓防止用の筋肉注射で、

この筋肉注射は太ももにしていたのですが、

退院後5キロの猫が太ももに乗ったときに

痛くてぎゃーと言ったら猫が驚いてお腹を蹴って

去る、ということが起こり、ぜーぜーしました。

 

まだ完全に太ももの痛みが消えていませんが、

押したら痛い、という感じで、たぶん明日には完全に消えるんじゃないかな。

 

あと、今でもまだ家事もしていないので歩き回ることが少ないため

圧拍ソックスをはいています。

これは通常通りに動けるようになるまではくこと、と言われました。

 

今後、痛みがなくなったらまた報告しますね~ベル

 


【おまけ】

わたしが術前に何度か読んだブログ

https://www.harasanshin.or.jp/medical/fujinka/tobyoki1.html

 

術後見つけたブログ

https://ameblo.jp/harukamarch/entry-12277529621.html

子宮全摘手術を受けました ①

 

子宮全摘手術を受けました ②

 

子宮全摘手術を受けました ③

 

子宮全摘手術を受けました ④

 

子宮全摘手術を受けました ⑤

 

 

入院時について書き忘れていることはあるかな?

と思ったら、マイナーだけど、シャワーについて、を書き忘れていました。

 

点滴が外れたらすぐにシャワーを浴びる、というのが

オーストラリアでは一般的なんだけど、

私の場合は傷口が大きかったので念のために、という感じで

術後2日目に点滴が外れた後、ほかほかのバスタオル2枚を駆使して

看護師助手みたいな人が全身を拭いてくれました。

恥ずかしかったけど、さっぱりしました。

 

術後3日目にシャワーを浴びていいわよ、と言われて

ときどきベッドの上半身をたてたりしてはいたものの

基本的に横になっていたのでこわごわささっと

シャワーを浴びましたが、

温かいお湯の気持ちよさラブ

 

シャワーを室内で浴びられるようにしてくれた人、

ありがとう!!と神にお礼をいう感じの気持ちよさでした。

 

あともう一つは、薬の副作用で便秘になるから、と

便秘薬を服用していましたが、基本的に快調な私は

お通じがあったらすぐに服用をやめればよかった、と後悔。

 

3泊目は夜2時半までお腹の緩さが気になって眠れませんでした。

 

その時にナースコールをして、

「腸の動きを止めるものがあったらほしい」

と言ったら

「便秘解消薬はあるけど、逆はあげられないのよ、ごめんね。

朝までできるだけ横になって休んで。3時に起きなくていいように今

検診をして、服用薬をあげるわね。また6時に検診と薬を持って

やってくるから、それまでになにかあったらまた呼んで」

と優しくいってくれたお母さんのような看護師さん(たぶん同年代)の

「大変よねぇ」という感じの寄り添ってくれる感じと

「いつでも来るからね」という温かさに安心してその後は

6時までゆっくり寝られました。

 

人の温かさって偉大おねがいドキドキ

 

退院時はまたもやすごくあっさりしていて、

「夫さんが来る時間を教えてくれたらそれまでに書類を用意しておくから」

といわれて、夫が着いて「着きました~」と言ったら、

書類4枚を渡されて、痛み止めと下剤の服用、

圧力ソックス着用についてと

6週間後に術後検診を予約すること、

家での傷口ケアについての説明をさっとされて、お終い。

 

どこかにサインしたりするのかと思っていたら、

「もう自由の身よ。あなたはよい患者さんで私たちも楽だったわ」

といわれてあっさり退院手続き終了。

 

痛み止めは、endoneというオピオイド系の鎮痛剤を処方されていて、

市販の痛み止めと併用すること、我慢はせず痛かったら必ず飲むこと、

入院中も服用が少なかったので医師が気になっているとのことで、

必ず我慢せずに飲んで、と言われました。

 

これに関しては2日目の検診の時に医師にも

「endoneという強めの痛み止めを退院時に処方するから、

今はあまり服用していないようだけど、

家に帰ったら動くことも増えて痛みが出ると思うから

いたかったら無理しないで飲んでね。

最初は痛みが少なくても定期的に服用して」

と言われていたので、病院内の薬局で受け取りました。

 

これが効くんですよ。

だから、退院一日目はそれまでPCに触っていなかったこともあって

つい調子に乗って10時間くらい椅子に座っていたら、

次の朝、新しい内出血の後がお腹にどよ~んと

出ていて痛みもあったので大いに反省して

それからは痛み止めも飲んでいたけれど、

椅子に座る時間を1回30分から1時間、一日3回くらいに減らしました。

 

術後10日目の1月31日の今は、

ソファーにクッション3つくらい使って体の角度を

斜めにして傷口に負担がないように気を付けて打っています。

 

あ、書き忘れていましたが、オーストラリアでは西洋で

多い開腹方法、つまり横に開腹します。

 

医師からは「もうちょっと大きかったら横では出なかったから

縦に切らなくちゃいけなかったけど、なんとか横で取り出せたわ」

と言われました。

 

縦に切ると筋肉の筋を切ってしまうので体に負担がかかったり

治りが遅くなるようです。

 

次で多分最後、術後の痛みについて。