……こっちかよ。
今回はここがオチです。ここから先は後始末。
まず、漫画展の定番と云えばこれ。吹き出しに写植を貼った生原稿。
これももう絶滅危惧種ですよね。これからの漫画展はどうなるんだろう。完成稿になる前の、いくつかのバージョンとか展示されるのかな? 原稿がデジタルになって、それができるようになった。
画像は第1章「希望の船」の一幕。この頃は福本せんせいも、こうして描いていた。いまはどうしてるんでしょうね? さすがにタブレットを駆使するデジタル入稿に移行している気はします。あの絵でいまだに紙とペンにこだわっていたら、逆に凄い。
そして『カイジ』と云えばなんといっても、作品世界を彩る、魅惑・地獄の悪魔的小道具大道具の数々。
そのひとつ、実物大のリアル・焼き土下座。ひたいを着けるとスチームが噴き出す、凝った作り。安全には配慮されています。
我が身で体験できる、実物大のカイジの世界。ツレを連れて来たかった。もっと「ざわざわ」できたと思う。独りで愉しむ意気地はありませんでした。あなたの街にも、やって来るかもよ。