満島ひかりも37歳か。おれも歳とってるわけだわ。「otona MUSE」の表紙を見て、そう思いました。

 


――「オトナミューズ」2022年2月号
※こう表記されてますが、正確には満年齢だと現在36歳。数え年ないし37歳になる年、ということでしょう。


20年前、ファースト写真集――あの頃はFolder 5がまだ活動中でソロ写真集でもありました――の握手会に福家書店新宿サブナード店に足を運んだのが、ワタシの人生で初めてのアイドルイベントでした。当時、御年十六歳。三十チョイのワタシが倍近く歳の違う女の子に熱を上げるなんて……そんな『ガラスの仮面』の速水真澄みたいな葛藤もあったもんですが、いまだったら全然大丈夫じゃないですか。
……だから大丈夫だったら、いったいどうだっていうんだ?

変わらない、と云ったらちょっと違う。十六歳の女の子は一度結婚し、別れ、かつてのアイドルはいまや知らぬ者のいない大女優になりました。その変化は、確かに風貌にあらわれています。けれども、いい歳のとり方をしています。どうですか、この惚れ惚れとする美しさときたら!
現役であり続ける。現役であれる容姿であり続けるって流石です。そして稀有です。云っちゃあ申し訳ないですが、「あのアイドルはいま?」ってな企画に登場される方って、やっぱり思い出にしときゃよかった。って思うこと多いじゃないですか。

あとで触れますが、マツコ・デラックスという人を知ったのも、同じ頃だったように記憶しています。初めて知ったのは忘れもしない、サルカル雑誌でのナンシー関との対談でした。あの当時のマツコさんは、とてもじゃないが、テレビに出せる方ではありませんでした。異形の風体、雰囲気を放っておられました。「ドラァグクイーン」と呼ばれるタイプの人に近かったと思います。だから、年末の「笑ってはいけない」のバスに乗り込んでくると、異様な面白さがありました。
のちのマツコさんはご承知のとおり、有吉弘行がそうであるように、アウトサイダーっぽいことを云ってるようで、きわめて王道のテレビのひとになりました。そこが「5時に夢中」でさえも面倒を見切れなくなった真正アウトサイダー、岡本〇生、中村〇さぎとの違いなのでしょう。

 


ところで遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。もう一月も10日ですが、一応新年一発目ですので、こうご挨拶させていただきます。

さて、前の日記でも取り上げた『サンダーバード55/GOGO』のひかりさんの番宣ぶりがハンパありません。
ワタシが把握してるだけでも――
 

1月7日(金)「徹子の部屋」

 

1月7日(金)「A-Studio+」
 

1月8日(土)「マツコ会議新春SP」

 

1月8日(土)「おやすみ日本 眠いいね!」

 

なんで、あんた、Folderとかやってた満島ひかりが、なんでこんな誰も見てないようなMXの番組出てんのよ――って云ったら、自分が出ることになったのよ。

――「マツコ会議延長戦! 満島ひかり新春TV放談!」より

 

ここで取り上げたいのは、「マツコ会議」。濃ゆいトークを堪能させてもらいました。マツコとひかりの意外に古くて深い関係。「ゼベック・オンライン」(「5時に夢中」の前番組)→司会・徳光正行→ミッツ・マングローブ→の点と線。永久保存版だわ。ブルーレイに焼いとこ。
※「ゼベック・オンライン」東京MXテレビ
懐かしいね! ブレイク前の小島よしおがコントグループ・WAGEとして曜日レギュラーをつとめていました。

「マツコ会議延長戦! 満島ひかり新春TV放談!」より
――「マツコ会議延長戦! 満島ひかり新春TV放談!」より

録画機能付きのテレビを新調したんですよ。いまのビデオってホンマ便利やわ。タレント名を登録しとくだけで、出演番組を自動的に録画してくれるのね。ワタシみたいなチェックの甘いファンには大助かり。コレがなきゃ見逃してるところでした。

おこのみ自動録画

 

しかし、デフォルトで設定されてるタレント名に「満島真之介」はあって、お姉ちゃんの名前が無いってどういうこと!? フリーランスだから? テレビにあんまり出ないから? 遺憾ですよ。イカンのイを表します。ひかりのひを表します。納得でけまへんなあ、〇菱はん!?
現在はメーカーの更新により登録されています。

 


――『センゴク権兵衛』21巻より

2022.01.11 一部加筆・変更・訂正
2024.01.04 一部加筆