本店「レッドロビンの趣」(ちなみにココは「ブログの巻」)か見れないとの連絡を知人から受けました。ワタシ自身見もしないので、長いこと気付きませんでした。そういや、ソネットがホームページサービスを終了するとか云ってたなあ、と思い出しました。ファイルは全てローカルに保存しているし、必要ならどこかへ再アップすればいい。で、FTPって、どうするんだったっけ? ……なんて、のん気に考えてました。

FTPを使ったサイト更新なんて、長いことやってません。パソコンを新調したので、FTPソフトをインストールしなければならない。そっからやらんといかんのか、うんざりしたところで、はたと気が付きました。そのローカル=パソコンが壊れたから、パソコンを新調したんだった。ファイルなんて、おれ持ってなかったわ(苦笑)。

平井和正テーマのテキストを始め、あそこに上げていたのは、いま振り返れば「若書き」としか云いようがない。露と消えても、特に惜しむ気持ちはありません。ひとつ心残りであった「虎男の星座」は、幸いこちらに最新ページが残っていたので、再公開は可能でしょう。差し当たり御用の方は、こちらをご覧ください。

Internet Archive - 虎男の星座
https://web.archive.org/web/20210126150824/http://www006.upp.so-net.ne.jp/t_kaname/hk/history.html

自前のストレージよりはクラウド(ネット)が安心、と思いきや、こういうこともある。気が付いたら、サービス終了の罠。何を使おうと、まず第一は本人の注意と管理ということですね。

若書きとは違いますが、ちょっと前、入院中に書いた一連のコロナ問題関連のテキストも、ありゃあ、やらかしちゃいましたねぇ。出てますよねぇ、自分の悪いところが、思ッくそ。酔っ払って書いたテキストが、その時は凄ぇ面白いぞと思ってて、明くる日起きて読み返したら、全ッッッ然面白くない、どこが面白いんだ? ……という現象の、むっちゃスケールのデカいやつが来たって感じです。
問題そのものへの基本姿勢はいまも変わりません。従って同じ立場、陣営として読めるわけですが、それでも、あれはよろしくない。主張はいい、アイデアはいい。しかし、根本の気持ちの部分がひどく荒んでて、読み心地が悪いといったらない。いまのワタシの感覚なら、アレを公表するなんて有り得ない。迷わず没確定のシロモノです。
あれは対面で、つまりそういう関係性の限られた相手と、その場限りの口頭で話すべきことで、ブログで公開することじゃない。それをするんなら、もっと細心の注意を払い、工夫を凝らさなければ。TPOわきまえなさ過ぎ。

二カ月半の入院生活、それも例のコロナ禍で一切の外出不可の隔離生活。それは自分でも無自覚のうちに、相当に精神を蝕んでいたのだなと、あらためて思います。云い訳には不自由しませんが、あれしきのことでとも思う。日陰者の奇人が、自己主張などしてどうする。わかってもらえるとでも思ったか。そんな青臭いやつだったか? その弱さが情けなく、恥ずかしい。

自分にとっては良いデータが獲れたと思います。それは成果としてもいい。が、公表する必要はまったくありませんでした。いまさら無かったことにはできませんし、それは却って見苦しい。いまのワタシの思うところを述べ、あの醜態の記録を留め置くことで、ワタシ自身の今後の戒めとしたいと思います。

外面という薄皮一枚、ペロリと剥いで見せればあんなものです。しかし、それは人様にお見せするものではありません。もっとタフな外面を身につけたいものです。