いろいろいろいろ調べて考えて、ようやくワクチンを接種する覚悟ができて、さぁ予約しようとしたら、どこもいっぱいで全く予約ができない状況です。

 

あれ?

 

ワクチン接種って、若い世代は特にみんな敬遠していて摂取率が低いイメージでした。こんなに活況だとは。

 

私の住所地では7月末から65歳以下の予約が始まり、1〜2日ですでに予約率100%だったようです。コンサートのチケット並みの気合を入れないと予約できなかったのですね。だいぶ認識がちがいました。

 

動脈瘤持ちも基礎疾患の枠に入れてもらえないかな。

私が摂取できるのは9月以降になりそうです。

 

手術は無事終わったのですが、自分の動脈瘤と受けた治療について知りたくて、ネットでいろいろ見てしまいます。
 
その中で、脳神経外科のお医者様が「脳卒中をやっつけろ!」というタイトルでブログ?を書かれているのを見つけて、読みまくっています。私が説明されなかったことについても、詳しく書かれていてとても勉強になります。血管内治療の方法、カテーテルを入れていくやり方など興味津々です 笑。
 
気になったのがこちら。
 

内頚動脈瘤の中でも海綿静脈洞という部分にある動脈瘤は基本的に破裂率が低く、もし破裂しても目が腫れる病気(内頚動脈ー海綿静脈洞瘻)という病気になるだけで、命には別条ありません。またこの病気は血管内治療で直すことが出来るのです。
このため、一般的な脳動脈瘤とは切り離して考える必要があります。MRIで脳動脈瘤と診断されると深刻な雰囲気になりがちですが、唯一、この場所の動脈瘤だけは安心できるのです。

 
私の動脈瘤は内頚動脈にあり、血管が頭蓋に入っていく境目の部分にできているというお話でした。手前で破裂するのは大丈夫だけど、頭蓋の中で破裂するとくも膜下出血になると。
 
なぜ、手前だと大丈夫なんだろう?と疑問に思いつつ、質問するタイミングを逃してしまっていました。先生のお話は初めて聞くことばかりだから、聞き漏らさないようにするだけで精一杯だもの。
 
内頚動脈は比較的破裂率が低いことも、今後を過ごす上で安心材料になりました。私のは大きさと形状から治療を勧められたので、破裂率が低い場所であっても危険があったということなのでしょうけど。
 
それと、退院前にA先生とお話しした時に、何かの話題から「私の場合は(頭を)切ることはできなかったんですよね?」と聞いたら、「それはできない」と即答されたのですが、後でそれって今後もし瘤が大きくなったり出血したりしても手立てがないということなのかと少し不安に感じていたのです。
 
でも「脳卒中をやっつけろ!」の中に内頚動脈を開頭手術した例の記述もあったので、開頭ができないわけではなくて、私の場合は血管内治療が最適で他の方法を検討する必要がなかったということかなと理解しました。
 
次の診察では、もし動脈瘤が再発したらどうなるのか質問してみたいです。
 

動脈瘤がなぜできるのかは解明されていないようですが、遺伝、喫煙、高血圧が主な原因と言われていますね。

 

私の場合は、血縁関係に脳卒中をやった人は知る限りいないし、タバコは吸わないし、血圧もどちらかと言うと低いです。入院中は頻繁に測られたけど、だいたい100前後でした。

 

1つ思い当たることがあって、書くのも恥ずかしいのですが、3年前に「切らない脂肪吸引」を受けたことがあります。キャビテーションといって、超音波で脂肪細胞を壊してリンパや血管を通して排泄させるというものです。糖質制限も併用して5〜6kg痩せました。

 

が、その直後の健康診断で、中性脂肪が300を超えていて。

 

健康診断を定期的に受けていなかったため経緯は不明ですが、「切らない脂肪吸引」が原因だろうと想像できます。

その後は特に何もしていないですが、今回の動脈瘤の治療のために採血した時点で半分くらいまで下がっていたので、「切らない脂肪吸引」後に一時的に爆上がりしていたのだろうと思います。

 

高脂血症も、脳血管にはよくないですものね。身近に脳梗塞をやった人が数人いたこともあって、私にもあるかもと気になっていました。

動脈瘤とは思っていなかったけど、「何かある」と感じていたので、MRIの結果を見せられた時もショックを受けるというよりは「納得」したのでした。

 

「切らない脂肪吸引」危険です。

やるなら「切る脂肪吸引」のほうが良いと思います 笑。

 

私はひとまず、筋トレと有酸素運動で健康的なダイエットを目指したいと思います。10月のA先生の診察に向けて♪♪

 

仲良くしているママ友と会った時に動脈瘤の手術をしたことを話したら、「カテーテルで?」と詳しい。

 

聞くと、お祖母さんが脳卒中で亡くなったそうで、遺伝性があるから家族も検査を受けるよう勧められてお母さんにも動脈瘤が見つかり、開頭手術を受けたとのこと。

 

ママ友自身にはなかったけど、5年おきに検査を受けているそうです。娘ちゃん達も30になったら検査を受けさせたほうがいいよと言われました。

 

そんな大変な経験をしていたのだな。自分のことだからと深く考えず、気軽に話したことを反省。

わざわざ言わないだけで、みんないろいろありますよね。

 

ちなみに、ママ友の5年おきの検査は保険適用になるみたいです。私も既往があるので今後の検査はずっと保険適用なのかな。脳ドックは高いから、それ助かります。

 

他にも、動脈瘤の経過観察中の知人が2人います。2人とも私と同業種。脳梗塞をやった人も身近に3人いるけど、その人達も同業種。

 

長時間のデスクワークで、夜な夜な根を詰めることが多い仕事です。私が知る限り家族や親戚に脳卒中の人はいないので、どちらかと言うと職業病かも?仕事の仕方を本気で考え直したいです。。。

 

未破裂脳動脈瘤のコイル塞栓術を受けてから今週で1ヶ月になります。

 

私の動脈瘤は内頸動脈にあって、左目の奥あたり、動脈が頭蓋に入っていく境目ということでした

血管がクネクネ曲がりくねっているところです。頭蓋の手前で破裂するのは大丈夫だけど、頭蓋の中だとくも膜下出血になると説明されました。

 

動脈瘤はその1つだけ。瘤の形が歪なのが良くないと言われました。大きさは5〜6mmでネックがくびれていたので、コイルだけで治療することができました。太いのと細いの全部で6本のコイルが入ったそうです。

 

手術は全身麻酔で行いました。手術室に入ってからICUで覚醒するまで3時間かからないくらいでした。

 

目を開けて一番に記憶があることを確認して安堵しました。頭の中に違和感や痛みはなく、目をグルグル動かしてみせました。目にライトを当てて何かをチェックされました。これは検温の度にされました。

 

先日の診察の時、A先生が電子カルテをスクロールさせるたびに「ありがとうございました。」の謎の文言がチラチラしていましたが、あれは術後の第一声だったのかなと思います。変なこと言ってなくて良かった 笑。

気管挿管したので声がうまく出ず、しばらくイガイガと痛み、痛みが落ち着いてからは痰と咳に苦しみました。咳は退院しても少しの間続きました。

 

それと、足の付け根を曲げられないことによる腰の痛みがなかなか苦痛でした。検査入院で学んでいたので、低反発枕やマッサージ器具を持ち込んで身体の下に敷いてやり過ごしました。

もう1つ、Aラインというのかな、左手首の動脈に刺していた針がすごく痛くて、翌朝には抜いてもらったけど、抜く時にビクッとなって声が出ました。抜いてからも当分の間痛かったです。鼠径部の傷よりずっと痛かった。

 

ICUには電子機器を持ち込めないため、テレビカードとイヤホンを買って準備していましたが、元々あまりテレビを見ないので退屈してしまい、Kindleに入れておいた本を読みまくって過ごしました。KindleはOKとのことでした。消灯後も読めたので良かったです。

頭の手術をしたばかりで、よくそんなに本ばかり読めるわねと看護師さんに言われました 笑。

 

手術の翌朝、ストレッチャーでMRIを撮りに行きました。午後、脳外科病棟に転棟してすぐくらいにA先生が印刷して持ってきてくれ、術前には写っていた白い瘤がすっかり消えているのを確認しました。

 

導尿は転棟する時に外してもらいました。ずっと点滴をしていたので、頻繁にトイレに行っていました。トイレの時は車椅子という指示だったので、ナースコールを押すたびに心苦しい思いをしました。

術後2日目に歩行OKになり、シャワー浴が許可になりました。手の甲に点滴の管が付いたままで難しかったけど、お風呂がすごく嬉しくて、一気に元気になりました。

 

週明けにもう一度MRIを撮ってから退院と言われたけど、一転、術後3日目には退院の許可が出て、4日目の朝に退院しました。

 

自転車をこぐのだけ控えて、あとはふだん通りに過ごして良いとのことでした。お酒もOKでした。

血をサラサラにする薬、バイアスピリンとコレステロールの薬を2週間分もらって退院しました。薬は2週間後の診察で終了になりました。

 

次の10月の診察までにコレステロール値を下げるのが、今の私の目標!

入院中に少し落ちた体重は、今のところキープできています 笑。