当ブログを始めて7年になります。

 

その7年前に環境の変化があり、この度また環境の変化に伴い、ブログを凍結しようと思います。

 

まぁ閉鎖でも休止でも解散でも中断でも取消でも休廷でもなんでもいいんですが、ここで「凍結」という言葉を使ったのは、「1993年の角松敏生の音楽活動凍結に倣え、ということで余り深い意味はありません。

 

ということは、凍結後も細々と音楽活動を続けてみたり、別名義でブレイクしてみたり、5年後に解凍してみたりということ、

すなわち細々と記事を書いてみたり(それじゃ今までと変わらんではないか)、アメブロじゃないところで書いてみたり、ここでブログを再開してみたり(5年後くらいに?)ということもあるでしょう。

 

これは唐突に考えたわけではありません。方向性としては随分前から決めていて、各テーマについて徐々に、収束方向へと、〆の最終記事を残していったつもりです。

最初は1本、備忘録代わりに書いてみて、元々「書く」ことが好きだったのもありますが、心の中を文字に変換するのは息をするのと同じくらい、生を実感するひとときでした。

そのうち意外な記事が注目されていたり、意外と読んで下さる方も多くなってきて、逆に書きにくくなったというのもあります。角松への熱量が以前ほどでなくなったというのもあります。単純に忙しくなったという理由もありますが、更新が滞っているのもここ数年から。敢えて今、凍結宣言する必要もなく、やはり7年前からここで一区切りの、大きな環境の変化があったというのが最大の理由でしょうか。

 

実はこの4年ほど、私の書く記事はほぼほぼ、私の中で封印させた「凍結曲」について語るというものでした。

 

それまでに何百回となく聞き込み、ここでまるで「弔辞」のようなレビュー的なものを書き遺し、そうして、心の奥底に埋葬する・・・みたいな。

 

つまり、その曲は、以降二度と聞くまいと、想い出ごとフリーズパッケージさせた曲たちです。

 

私が最初に凍結させた曲は、松たか子「明日、春が来たら」でした。

その後次々と、角松敏生「崩壊の前日」「ハナノサクコロ」、吉田美奈子「CHRISTMAS TREE」収録アルバム“BELLS”、山崎まさよし「One more time,One more Chance」RADWIMPS「なんでもないや」岡村靖幸「あの娘僕がロングシュート(以下省略)」角松プロデュースのレア曲ジャドーズのあんな曲などなど、封印凍結させた曲は数知れず。

ドラマ「世紀末の詩」「昼顔」のサントラなんかもそうですね。

 

今のところ凍結させた曲は、その後私のプレイリストでは再生されていません。

いつ解凍するのか、解凍される日が来るのかも分かりません。

ただ1つ確実に言えること。私が人生最後の日に聞く曲は既に決まっています。凍結曲のうちの、最後の曲です。

 

思い出してみれば、私の人生初のフリーズ曲は、中島みゆき「エレーン」でしたっけ。あの曲は、誕生日にアルバム「生きていてもいいですか」をプレゼントし、その5ヶ月後に自殺した親友の人生を象徴する曲でした。

あれから33年が経ちますが、そういえば未だに「エレーン」は解凍されていませんねぇ。

 

で、ブログを凍結するにあたり、どうしても弔辞を遺しておきたい凍結曲があと3曲ありまして。

残り3本書いてから、とにかくまぁ一旦。

こっそりフリーズさせようと思います。

 

予測としては、今夏の新海誠の新作「天気の子」の出来が期待を大きく上回るものであった場合に、こっそり記事がアップされてる可能性が高いと思われる。