高校生の頃、定期試験前日に、急に部屋の大掃除を始めたりしませんでしたか。
あるいは、急に「ガラスの仮面」1巻から読み始めたりしませんでしたか。
ここ数週間ほど、本当に忙しくなってしまい、ブログも更新できないでいます。
しかし、浅野さんメモリアルやらスピなど書きかけの日記も全部放置して、今、何故かあまちゃん書くか?
・・・と心でツッコミ入れつつ、これ今書かなきゃ私の中の「あまちゃん」が終わらないので、いきなり総括。
第3位
ミズタク「うるせえし論点ずれてる。なんだ100万倍の男って、バカか?」
「100万倍の男になる!」と、唯一のイケメン枠種市先輩にこう言わせておいて、一気に落とす。ミズタクの名セリフは沢山ありましたが、私の中ではこれが一番。
第2位
マスター「一番関係ないのにね」
セリフの9割が「熱いよね」の、純喫茶「アイドル」のマスター。鈴鹿ひろ美と太巻が結婚の話を小泉今日子に相談。解せないと怒る今日子、それを遮って尾美としのりが擁護、自分を投影して泣き出し、ミズタク「あーあ、泣いちゃった」を受けて、ボソッと呟く真実。
真実ってのはいつも、声高に叫ばれるものじゃないんだなぁと改めて思い至る。
マスターのセリフでは「悪いようにしないって、悪い奴の言葉だよね」という名言も。震災後のチャリティー活動でもボソッと「どうせ売名行為だろうけどね」と言わせたりとか、松尾スズキ、おいしすぎる。
そして私の中で何度も心で反芻したい心にじーんと沁み入る「あまちゃん」セリフの第一位は、これです。
第1位
吉田「小林感も半端ねぇ」
「小林感」。見事な造語です。何のことか分からない人の為に説明しますと、「ムショ帰りの小林薫っつーか、小林稔侍っつーか」という雰囲気のこと。その半端ない「小林感」を漂わせていたのは、「梅さん」ことピエール瀧。宮藤官九郎の台本には「ムショ帰りの小林薫風に」とト書きが書いてあったそうです。
「寿司屋の梅さん」と言えば、私たちの世代ではど根性ガエル。小池徹平の「ヒロシ」とのコラボを期待したものですが。
ともあれ是非とも今後の人生で私、「小林感」という言葉を使ってみたいものです。が、そんな言葉が日常で出るような人生は歩みたくないか。小林感が半端ない人と出会ってばかりの人生・・・それもまぁ、いっか。
惜しくも選に漏れたセリフとして
太巻「なんじゃこりゃぁ」(松田優作のマネで)
春子「キレてないっすよ~?」(iPadの仕草をしながら、あれないの、あれ、と薬師丸ひろ子が指をピッピッ→周りもつられて指ピッピッ→春子もピッピッとさせながらつぶやくセリフ)
などなど、さり気ないお笑いポイントが満載でした。ただ、それらは動作やシチュエーション込みのお笑いなので、純粋にセリフのみで選んだ結果、上記三つとなりました。
え?パロディやオマージュ(と称したパロディ)ばかりだって?
分かってないなぁ。今週号の週刊文春、林真理子のコラムで、「東京編の小ネタが余りに多すぎてつまらなかった。AKBのパロディにはちょっとうんざり、出し過ぎると台無しだと余程クドカンさんに言おうかと思ったほど」などと書いてありましたが、何を抜かすか。
東京編の小ネタこそ一番と思っている人もいるんですぞ。
林真理子は、秋元康に明らかに気を遣っているんだろうな。そういう私情を正当化してるだけってのが見え見えだっつーの。
最終回も、さり気なく、勉さんに「琥珀なんかより」と言わせたり、
感動のラストシーン直前に、春子が書いた「海死ね ウニ死ね」を踏む瞬間を入れるとか、
マニアには堪らないドラマだったかな。
あるいは、急に「ガラスの仮面」1巻から読み始めたりしませんでしたか。
ここ数週間ほど、本当に忙しくなってしまい、ブログも更新できないでいます。
しかし、浅野さんメモリアルやらスピなど書きかけの日記も全部放置して、今、何故かあまちゃん書くか?
・・・と心でツッコミ入れつつ、これ今書かなきゃ私の中の「あまちゃん」が終わらないので、いきなり総括。
第3位
ミズタク「うるせえし論点ずれてる。なんだ100万倍の男って、バカか?」
「100万倍の男になる!」と、唯一のイケメン枠種市先輩にこう言わせておいて、一気に落とす。ミズタクの名セリフは沢山ありましたが、私の中ではこれが一番。
第2位
マスター「一番関係ないのにね」
セリフの9割が「熱いよね」の、純喫茶「アイドル」のマスター。鈴鹿ひろ美と太巻が結婚の話を小泉今日子に相談。解せないと怒る今日子、それを遮って尾美としのりが擁護、自分を投影して泣き出し、ミズタク「あーあ、泣いちゃった」を受けて、ボソッと呟く真実。
真実ってのはいつも、声高に叫ばれるものじゃないんだなぁと改めて思い至る。
マスターのセリフでは「悪いようにしないって、悪い奴の言葉だよね」という名言も。震災後のチャリティー活動でもボソッと「どうせ売名行為だろうけどね」と言わせたりとか、松尾スズキ、おいしすぎる。
そして私の中で何度も心で反芻したい心にじーんと沁み入る「あまちゃん」セリフの第一位は、これです。
第1位
吉田「小林感も半端ねぇ」
「小林感」。見事な造語です。何のことか分からない人の為に説明しますと、「ムショ帰りの小林薫っつーか、小林稔侍っつーか」という雰囲気のこと。その半端ない「小林感」を漂わせていたのは、「梅さん」ことピエール瀧。宮藤官九郎の台本には「ムショ帰りの小林薫風に」とト書きが書いてあったそうです。
「寿司屋の梅さん」と言えば、私たちの世代ではど根性ガエル。小池徹平の「ヒロシ」とのコラボを期待したものですが。
ともあれ是非とも今後の人生で私、「小林感」という言葉を使ってみたいものです。が、そんな言葉が日常で出るような人生は歩みたくないか。小林感が半端ない人と出会ってばかりの人生・・・それもまぁ、いっか。
惜しくも選に漏れたセリフとして
太巻「なんじゃこりゃぁ」(松田優作のマネで)
春子「キレてないっすよ~?」(iPadの仕草をしながら、あれないの、あれ、と薬師丸ひろ子が指をピッピッ→周りもつられて指ピッピッ→春子もピッピッとさせながらつぶやくセリフ)
などなど、さり気ないお笑いポイントが満載でした。ただ、それらは動作やシチュエーション込みのお笑いなので、純粋にセリフのみで選んだ結果、上記三つとなりました。
え?パロディやオマージュ(と称したパロディ)ばかりだって?
分かってないなぁ。今週号の週刊文春、林真理子のコラムで、「東京編の小ネタが余りに多すぎてつまらなかった。AKBのパロディにはちょっとうんざり、出し過ぎると台無しだと余程クドカンさんに言おうかと思ったほど」などと書いてありましたが、何を抜かすか。
東京編の小ネタこそ一番と思っている人もいるんですぞ。
林真理子は、秋元康に明らかに気を遣っているんだろうな。そういう私情を正当化してるだけってのが見え見えだっつーの。
最終回も、さり気なく、勉さんに「琥珀なんかより」と言わせたり、
感動のラストシーン直前に、春子が書いた「海死ね ウニ死ね」を踏む瞬間を入れるとか、
マニアには堪らないドラマだったかな。