浜ちゃんカボチャエピソード | 川端貴侊 仏画師・木彫刻師
先週Yahooニュースやナタリーのトップページで紹介して頂きました、先生方が制作された浜ちゃんのカボチャ彫刻について、制作の様子を本日は書かせて頂こうと思います。
日本テレビ系バラエティー番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけない大脱獄24時』にて出演しました浜ちゃんのカボチャ彫刻を制作されたのは、関侊雲仏所 代表の関侊雲先生と紺野侊慶先生で、私がご指導頂いている先生方です。
このカボチャ彫刻は最初の段階では、何に使用されるか明かされない状態で制作がスタートされていました。
それも今考えたら制作側としては目的が明確でない中進めるのは難しいものがあると思います。
数ヶ月間、ずっと浜ちゃんの写真や動画を見続けられた先生方は夢にまで出て来るほど脳裏に焼き付けられたと言われていました。
原型となる粘土での形出しも、見過ぎて逆に似ているのか分からなくなると言われ試作の繰り返しでした。
私にも何度も、「似てるか?」と聞いてこられました。
かなり精密に作られていたので浜ちゃんそのもの、今にも動きだしそうな程リアルでしたので、「かなり似てます!」というお返事をしながら、あのお顔ですので笑ってしまいました。
いざ、カボチャに彫る事になった時、カボチャにある傷などをよけながら手際良く形を出されており、いつもは木くずですがその時だけはカボチャが周囲に散乱しておりました。
腐りやすいカボチャは撮影日ギリギリに制作する事になっており4つの顔を彫るのは時間との戦いでした。
飲まず食わずの勢いでかなり集中されており、話しかけられない程の空気が漂っておりました。
近くで制作の様子を拝見していましたが、迷いがない鑿捌きは圧巻でした。
最後には鑿ではなく指先での細かい修正に集中されており、木とは違い変化が激しい生ものに状況に応じて対応されていました。
何度も先生方の議論と修正が重ねられ、夜遅くに制作が終わった時にはとてもお疲れのご様子でした。
私も完成したカボチャを見せて頂き、すごい!浜ちゃんだ!っと声を上げていました。
しかも真面目に制作されていたギャップもあり弟子一同で大爆笑でした。
ご依頼頂いたお仕事に対し、最後の最後まで議論を重ねられた先生方の姿を見て、簡単に完成などと言ってはいけない事を教えて頂きました。
ちょっとした事でも見逃さない鋭い観察力に、自分の日ごろの甘さを反省致しました。
放送を見られていた先生方は笑える状況ではなく、どのように出演するか気が気ではなかったそうです。
先生方が制作されました浜ちゃんのカボチャが多くの方に見て頂き、また大きな反響があり本当に嬉しく思います。
本当におめでとうございます。
制作の模様は動画で配信中ですので、是非ご覧下さい。
http://youtu.be/ytkMjYlo0P8

