握り手 ① | 川端貴侊 仏画師・木彫刻師

川端貴侊 仏画師・木彫刻師

仏画教室のご紹介や作品制作の様子をお伝えするブログです。

毎日の突然のどしゃ降りは、梅雨本番を感じさせますね。




ラジオから聞こえる湿度90%という声には耳を疑いました。。




空中に水滴が見えるのではと考えてしまいます。






気温も高く暑い日が続くので、クールダウンのため氷をボリボリ食べてしまいます。





食べすぎは良くないと分かっているんですが、やめられないこの暑さ。。







ムシムシ状態でかなり体力を奪われますが、体調崩さないように頑張っていきたいと思います!






本日は、久々に仏像のパーツを彫りましたのでそのご報告です。




今回彫るのは仏像の 握り手 です。




まず四角い木を一つのかたまりを出すように木取ります。




次に親指とそれ以外の指の形を出していきます。




木彫刻師





木彫刻師






木彫刻師






木彫刻師




若干ですが、形が出てきました。





親指は徐々に形を整え細くしていくので、最初は太めに残しておきます。




ここからさらに絞っていく作業に入りますが、指の位置やボリュームなど落としすぎないよう気をつけて進めていきたいと思います。







仏像の手について少し勉強しました。




仏教は人々の性格や能力に応じて慈悲の教えを説くので、仏像の全身を駆使して仏の意志を相手に伝えようとします。





そこであらゆる手つきをし、ニ本の手で足りないときには手を千本つけ足す千手観音像のようなものもあります。





細かく仏像の手を見ていくと、仏像の手は大きく2つに分かれているのに気づきます。




人間のようにしっかり5本の指が分かれたものと、指の間に水かきがついたものの二通りです。




水かきがあるのは、悟りを開いた仏像になります。





なぜ、水かきがついているかと言うと「誰一人として自分の救いから漏らしませんよ」「みんな救ってあがますよ」という意味が込められているからなんだそうです。




どんな人でも救おうとして下さる仏様の慈悲深さを感じますね。






印の形もいろいろありますので、そちらも勉強していきたいと思います。






続きはまたご報告させて頂きます。