まずは一番最初に書いたこれを。
「おそろい髪型」ガチャの俊太郎さま(枡屋)編の中間(?)です。
サブタイトルは勝手にw
このブログの名前でもあります。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
目をつぶっていても、顔にかかる吐息で枡屋さんの顔がすぐ近くにあるのが伝わる。
触れなくても、この心臓の鼓動が伝わってしまいそうで、私はいよいよ目が開けられない。
そのとき
ふっ、と小さく笑う声が聞こえた。
「・・・?枡屋さん?」
思わず目を開けて尋ねた。
「どうしたんですか?」
「いや・・・あんさんがあまりにもかわいらしゅうて。まるで、親と離されて心細ぉて震えてる子猫のようや」
確かに、男の人とこんなに接近したことなんてなかったし、これからのことを考えて少しだけ・・・少しだけ不安だった。
「わてが・・・怖いか?」
「いえっ!枡屋さんのことはちっとも怖くないです!むしろ枡屋さんなら・・・」
「わてなら?」
「枡屋さんになら・・・」
これ以上は恥ずかしくて言えない。
(だって、枡屋さんとなら・・・してもいい・・なんて)
顔をこれ以上ないくらい真っ赤にして、私は両手で顔を覆った。
その手を、枡屋さんが優しく退ける。
「かえではん・・・」
私の名前を呼ぶ。
優しい声音。
はい、と返事をしたかったけど、私の唇は動かない。
枡屋さんの柔らかな唇にふさがれていたから・・・
「ん・・・っ」
一瞬離れたかと思えば、また唇をふさがれる。
ついばむようなキスをしたかと思えば、今度はまるで私ごと食べてしまいそうな・・・
そんなキスが何度も何度も私に降ってくる。
「んっ・・枡屋・・さん・・・っ」
枡屋さんの手が、私の帯にそっと触れた。
優しい衣擦れの音が部屋に響く。
(このまま枡屋さんと・・・少し怖いけど・・・枡屋さんとなら後悔なんてしない)
その2へ・・・