現の夢を、今ここで・・・                                   ~艶が~る 妄想小説~ -13ページ目

現の夢を、今ここで・・・                                   ~艶が~る 妄想小説~

今まで色々だらだらブログを書いてきましたが
艶が~るの妄想二次小説などをぼちぼち載せてみたいと・・・

古高俊太郎さまが好きなので、メインは俊太郎さまの予定。

俊太郎さまの艶シーン、アメンバー限定で書くよ!


・・・と言ったのにもかかわらず、あまり筆が進んでおりませんσ(^_^;)


いいとこまで行くんだけど、俊太郎さま、なかなか手を出してくれませんw


困ったなー(ノω・、)

共通verからお読みください。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




そう言いながら枡屋さんは、敷いたままになっていた布団に、私を横たえた。





そして立ち上がる。



「枡屋さん?」



「今日ここへ何しにきたんか、忘れるところやった」



・・・・・



「あっ・・・」



私も忘れていた。



(風邪を引いた私の、お見舞いにきてくれたんだった・・・)





二人で顔を見合わせて笑ってしまう。





「天女の羽衣を奪うのは、また今度にしまひょ」



「枡屋さん・・・」



「ほな、わてはこれで・・・」



背を向けて枡屋さんが戸に手をかけた。



「待って!」



そう声をかけ、あわてて布団から起き上がる。



「もう少し・・・一緒にいてくれませんか・・・?」





「やっぱり、いけずや・・・」



私に背を向けたまま、枡屋さんが何か呟いた。



「え?」



そう問いかけると、枡屋さんは振り返り



「なんでもあらしまへん」



と笑った。



「?」



彼が何を言いかけたのか気になったけど・・・



「ほんなら、もう少しだけ。病み上がりやのに、あんまり起きてると体に障るさかい。それに・・・」



「それに?」



「あんまり長居すると、藍屋はんに叱られそうや」



枡屋さんはそう言って、いたずらっぽい笑みを私に向けた。





「あんさんが眠るまで、ここにおります」



優しく、囁くように枡屋さんはそう言った。



「次に会うときは、また元気な姿を見せておくれやす」



「はい!」



「ええ子や。ゆっくりおやすみ」



私の頭をゆっくりと、優しい手が撫でる。



嬉しくて、幸せすぎて・・・



このままこの感触を味わっていたい。



なのに、私の意識はどんどん夢の中へと吸い込まれていってしまった。





~天女の羽衣~ END