閉店したラーメン屋さんから戦術を考察する | 集客できないのは理由(わけ)がある!

集客できないのは理由(わけ)がある!

なんとか術を学んでも集客できないのは、問題はそこじゃないからです。一発野郎ではなく3年、5年、10年と続きたいなら経営の基本を学ばないと!

弊社の向かいのラーメン屋さんがいつの間にか閉店していた。

いろいろなメニューがあったが一杯750円からだったと記憶している。

味は、まあまあ美味しかった。

そして最近、チェーン展開しているラーメン屋さんの値引きクーポンチラシが弊社にポスティングされていた。

735円のラーメンが600円と言う内容である。

割引券持参で期間限定(約2か月間)の企画である。

永い間の経験から撤退時期(閉店)のカウントダウンが始まった悪い予感がする。

一旦値を下げると未来永劫、値段は戻らないからである。

私の講座では価格設定の講義の中で話す内容なのですが、具体的に数字で解説します。

試算条件:単価735円 原価514.5円・原価率70% 粗利220.5円・粗利益率30%

10杯売った時の収支=


@750円 7,350円-5,145円=2,205円


@600円 6,000円-5,145円=855円


@600円×12.25杯=7,350円

>>つまり2.25杯プラスして売らないと売り上げは同じにならないのです。

*2.25杯ならハードルが低そうに感じて販売数を増やそうか!と思うかもしれません。

では、粗利益を同じにする(2,205円)には何杯売れば良いのかを見てみます。

@600円×26杯=15,600円-13,377円=2,223円

>>つまり約16杯プラスしないと粗利益は同じにならないのです。



これで値引き(ディスカウント)をすると、いったいどれだけ大変か、を理解できるのではないでしょうか?



弊社の向かいのラーメン屋さんは、国道沿いと言えども住宅街、それも徒歩圏内に住むのは50代以上がほとんど。

一杯の値段は700円以上で、味はトンコツ、節系とありますが濃いめのスープでした。

味は良くても、戦術(値段設定、エリアなど等)が間違うと玉砕する事も多いのです。